「なんですって!? そんなこと聞いてないわよ、ジーノ!」
あたしより先に声を上げたのはサンドラだった。慧介さんにしがみついたまま、きっと下からにらみつける。
「レオがこんなこと企んでるって分かってたなら、どうして私に言わないの!」
「君に言っても無駄だったからだ、サンドラ」
慧介さんは柔らかく首を振った。
「今、日本に来ているロッソファミリーの構成員は全員レオの息がかかってる。君の味方はこの船にはいない」
サンドラは眉をひそめた。
「何言ってるの? そんなはずないでしょ。何を根拠に言ってるか知らないけど……」
「だって、僕もレオの協力者の一人だからね」
「……えっ?」
サンドラはぽかんとして慧介さんを見た。
その顔に見る見る***************************
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