スーパーマン

ちょっとgtさんusさん出ます

rt side

あれからキヨくんに言われた通りに行動した

まず病院へ行って、診断結果を貰った

これで暴力の傷だと解るはず

そして手荒だと思ったけどキヨくんが

警察官の友人にも相談してみたらしく、協力してくれるそうだ

でもその友人によると、部長を捕まえるには

もっと確実な証拠がいるらしい

『暴力行為が認められないと

警察も動けない…か、』

だったら、俺が動くしかない

そう決心した。

作戦実行当日

確実な証拠を掴み取るために

部長を呼び出した

「…何？俺今日疲れてんだけど？」

なんでお前に引き止めらめなきゃ行けねぇんだよ、と机に手を置いて

もたれ掛かりぼそぼそと言う部長

『今日は…お話があります』

震える声

それでも俺は部長の眼をしっかりみて言う

『もう、暴力振るうの、辞めてください、』

『お願い、します』

そう言いながら90度になりそうな位頭を下げた

「…っは？何、俺が悪い事になってんの？」

ビクッと肩が震える

ここから部長は段々いつもの本性を表していった

「第一、目障りなお前の話なんて誰も聞かねぇし…笑」

「暴力？俺は何の取り柄のないお前に‘教育’してやってるだけだぞ？有難く思えよ」

「ただお前を殴ってる訳じゃねぇんだよ」

「こっちだって疲れてんのによ、

はぁーあ、お前の所為でもっと疲れたわ」

「被害妄想もいい加減にしろよまじで、っ！」

ガシャリ、と部長が蹴った椅子が倒れた

はっ、はっ、と呼吸が荒くなってくる

そして頭を下げたままでいた俺の髪の毛を掴ん

で部長は眼と眼がしっかり合うように顔の方へ

近づけた

「お前まだ教育足りねぇな」

「はぁー、今まで手加減してやってたけどもう良いわお前」

‘死ね’

殴るモーション

怒った部長

俺はきゅっと眼を瞑った

『____っ、う、あ“っ、』

頭ガンガンして機能しない

ばさり、俺は倒れた

部長はしゃがんでまた俺の髪を毟るように掴む

「はは、いったそー、でも、」

「お前が悪いから」

また殴られる体制

やっぱりいつみても慣れない

でも心には少し余裕があった

これを耐えたら今日でこいつとは

“サヨナラ”だから

だって

「動くな！」

「レトさん！」

俺にはスーパーマンがいるから

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「動くな！」

「レトさん！」

部長は驚いて振り向き、俺の髪をぐしゃり握っていた手を離す

「警察だ」

「きっちり見てましたよ？」

警察は部長の方へ歩いて行き肩に手を掛けた

「署までご同行願えますか」

部長はみるみる顔が青ざめていき

流石に本当の警察には敵わないと分かったのか

すんなりと言うことを聞いて連れて行かれた

あぁ、良かった

終わったんだ

「レトさん！」

キヨくんの腕で俺の身体が包まれる

「ごめんね、痛かったしょ、よく頑張った

ほんと、よく、、がんばった」

俺よりぐずぐずと泣いているキヨくん

『俺がこの方が良いって言ったんやから謝んなよ、、笑』

「でも、つらそうだったし、でも！ほんと」

「ここまで頑張ってくれてありがとう」

ぼろぼろと涙が止まらない

俺を抱くキヨくんの腕がより一層強くなった

…

「キヨ、お取り込み中わりぃんだけどちょっといい？」

振り向くとさっきの警察の方々だった

「あ…ありがと、うっしー、

ガッチさんも、手伝ってくれて」

「いいってもんよ」と黒縁メガネの人が

「後は任しといてねー」とふわふわとした人が

言う

俺がキョトンとしているとキヨくんが

相談乗ってくれた友人、と紹介してくれた

『すみません…色々ありがとうございました、』

「まぁ、これが俺らの役目みたいなもんだから」とキヨくんの友人は顔を合わせて笑った

「レトルトさん、とりあえず病院行こうか。処置しないと…」

「で、終わったら署まで着いてきてくれる？キヨと一緒に」

「色々書類書いてもらいたいし」

『は、はい』

オドオドしてる俺の手をキヨくんは

きゅっと握って

「レトさん、行こう」と言ってくれた

その行為に何故か胸がドキッ、とした

やっと、俺の存在意義がある様な気がして

キヨくんが俺を、助けてくれて

なんか、

『うれしい、』

「ん？なにが嬉しいの？」

『あっ！えっと、、なんも！』

「ふっ、wマヌケ顔」

『おいっ！』

ははっと笑うキヨくんを見て

顔が熱くなったのを無視して俺は

手をきゅっと握り返した

終

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なんか終わり方変になっちゃいました…。

少しわかりずらい描写もあったと思うので簡単に説明✍🏻

キヨ達は部長討伐の為に証拠を着々と集めていくのですが

警察に捕まえて貰うには［暴力されている］という確実な証拠が必要となります

なので、レトさんは身を挺して部長に近づきました

「わざと殴られに行く」のはレトさんが提案したので↓

『俺がこの方が良いって言ったんやから謝んなよ、、笑』

とキヨくんに言っています

と、最後はレがヨに恋心を….的な展開にしたか

ったんですが、私の文章力が足りなくて

すごくわかりづらくなっていますごめん、

これからの投稿はまた気まぐれで書くので宜しくです

それじゃあ、連載終了となります

ここまで読んで頂きありがとうございました！

じゃあのーーーーー