#2
「なる…ほ、……ど…?」
この天使(?)によると
ここはゲームとかにある『天界』という場所らしく、
そこで、天使やら何やらが
この今いる世界を収めてるらしい。
で、その天使達のトップ
『創造神』
それがこの俺
シャオロンらしいのだが、
本当に何を言っているのかわからない。
最初はドッキリ的な物かと思ったが、
ドッキリにしては規模がでかいし
設定が細かすぎる。
第一、シャオロン…自分は死んだはずだ。
なのに死んだときの姿そのままここにいる。
「シャオロン様?」
何も言わないシャオロンに向かって
天使(?)が心配そうに声を掛けた。
「どうしたのですか?」
「…あ、あー………えーっと…あのー…
君らのいう創造神…?ってのは俺じゃないと思うんだけど……」
「やはりシャオロン様…」
天使(?)がグイっと顔を近づけてくる。
「『俺が再び目覚めた時には記憶が消えているだろう』
といっていたのは誠だったのですね…。」
「何だその厨ニ病感のあるセリフは…
いやてかそもそも俺は人間…」
「でも大丈夫です!」
満面の笑みをこちらに向け、
「記憶がなかろうとシャオロン様は
べりーべりーあめいじんぐ!なので
もーまんたいです!」
「いや話聞いてた⁉」
思わずシャオロンは身を乗り出す。
「聞いていましたとも。
今のシャオロン様は人間なんですよね?」
(あれー…?なんで聞いてたし理解してるのにあの反応を…)
「でも大丈夫ー‼」
どこぞのカードローンのCMみたいに言ったかと思えば
何処から取り出したのか分からない
謎の後光のような物を掲げた。
「テッテレー後光ーーー!
これを付ければ神にもどります‼」
素早く後ろに回り、
「えいっ」という掛け声と共に
背中に後光(?)がつけられる。
接着剤で。
しかも接着剤で。
「…はい!これでシャオロン様は神です‼」
「ちょまっ、いくら何でも雑過ぎひん⁉なにでつけたお前⁉」
「大丈夫です!神です!」
まるで聞く気がない。
(だめだこいつ…話が通じひん…!
他の奴らもニコニコしてるだけで…なんかいえよ‼)
シャオロンは心の中で叫んだ。
その思いが通じたのか
急に勢い良く正面の扉が開き――
一人の天使(?)の少女が現れた。
走ってきたのか呼吸が荒い。
「大変ですっ!」
焦ったようにこちらに走って来て
叫んだ。
「ほうれんそう軍が攻めてきました‼」
コメント
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ほうれん草!?!?!? ほうれん草…!?ほうれん…そう…? ほう…れん…そう…???? ふぁっ????? 続きめっっっっちゃ楽しみです!