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19 - 第19話 射抜くtarget, now shoot out!

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2024年05月01日

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#射抜くtarget, now shoot out!



















バンッ!


ラウール)なんか上手くいかない…、


俺はラウール。ここの最年少でもあり、スナイパーを獲物としてる。最近スナイパーを扱うことが少ないからか腕が落ちてきた。ま、俺は目がいいっていうか反射神経とか動体視力が高いからなんだけどこれを肉体戦で活かしたかった。

でも俺の体つきは肉体戦にはあまり向いてなかった。これは自分でも分かっていた。めめとか舘さんみたいにしっかりのした体つきではなくどっちかと言うとあべちゃんタイプ。



ラウール)ふぅ…、目が疲れるよ



俺は近くの椅子に腰をかけた。するととてつもない眠気に襲われそのまま寝てしまった。

















バシッ!


「痛いっ!やめて!」


あぁ、誰だろう…俺に似てる幼い子…



「これだから子供は…!」


バシッ!



「ッぅ!」



「お前さえいなければ…”ラウール”…!」


そうだ、この幼い子は幼少期の俺だ。

貧しい村で育った俺は親に売られた。ハーフだったから少し珍しかったらしい。今では考えりなかったな〜…

ご飯なんてロクに食べれなかった。常に1人。相手なんていない。

ある日突然その悲しみがぷつんと切れた。まるで1本の糸をハサミで切ったように






俺はその時荒地で座っていた。


??)君が…ラウールくん?


急に話しかけてきた。

見上げてみるとそこには

ピンクよりの髪の背の低めの人と

眼鏡をかけて眠たそうな人


その時は俺はわからなかった。

俺は質問にこくりと頷いた。今思えばなぜ知ってるんだと、



??)俺はね、”佐久間大介”っていうんだ



??)俺は”深澤辰哉”、よろしくね?



ラウ)(。_。`)コク



佐久間)俺たちは悪い人じゃなくて君を助けにきたんだ



ラウ)…ほんと、?



深澤)うん、ほんとだよ。難しい話かもしれないけど君を助けてっていう話があってね、



ラウ)…、


確かに悪いことを考えてる眼じゃなかった。


俺の親は泣くと、

めんどくさい

っていう理由で泣くと叩かれる。

最悪の場合殴られる。

だから俺は動きをよく見てた。


殴られないように



そのお陰で動体視力はあがったんだと思う。まぁ、見極めの力だね


俺は”佐久間”と”深澤”に保護された。




保護されてから数日、佐久間くんは俺に手を出てきた。見極めてたら俺の頭に手がいった。


佐久間)ほんとに今まで頑張ったね…



ラウ)ッ…!


その日から俺は段々と喜怒哀楽…感情を取り戻していった。ただ、1つなおらないとしたら、「人見知り」がなおらない。




…る…!


ん…?


…ぅーる!


誰かが俺を呼んでいる。聞き馴染みのある柔らかな声



ラウールっ!






ラウール)はっ!?



深澤)起きた…、大丈夫?


声の主はふっかさんだった。



ラウール)…!(๑o̴̶̷᷄﹏o̴̶̷̥᷅๑)


深澤)えっ!?ラウどした?



ラウール)やっ…、ふっかさんたちが俺を助けてくれた時のことッ…、夢にでて…



深澤)そっか…((抱きしめ



ラウール)ふっかさんッ…、ありがとねッ…(´இωஇ`)



深澤)ラウールが無事でよかったよ…




佐久間)ふっかー!らうい…た、



深澤)あぁ、佐久間、



佐久間)ラウール大丈夫か?



ラウール)さくまくんッ…!おれっ…あのことが夢にでてきちゃって…、(´இωஇ`)



佐久間)…、いいよ、落ち着くまでいてやるから…



ラウール)ありがとっ…、



深澤)((背中ぽんぽん



佐久間)ん、溜め込んだらだめだからね…



ラウール)うんっ…、



俺は久しぶりに泣いた

あの時以来かもしれない。今は寄り添ってくれる仲間がいる。俺にとってもメンバーにとっても安心できる場所だ


















1人じゃないって最強だ。







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