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二階堂君を堕落させる方法

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二階堂君を堕落させる方法

3 - 第3話 一日目③ 公衆トイレでの奉仕

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2025年06月24日

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「大丈夫でしたか? もう心配無いですよ」



ゴミ掃除の終わった俺は、唖然としたままのセレブへと近付き、貴公子の微笑みで安心させてやる。



「あっ……」



彼女は途端に頬を赤らめるが当然だ。



フム……やはり今日の俺に相応しい。



身体に相当金をかけたエステを施しているのだろう。



その見事なスタイルからそれが如実に顕れ、俺でも釘付けになりそうな程。



歳こそ三十路はいってるだろうが、餓鬼には無い熟練の魅力が滲み出ていた。



その優雅な顔の造りの、左口元を象徴する一粒の黶(ほくろ)がまた、官能的な蠱惑さの演出だ。



「こ……怖かった!」



安心するのも当然。



彼女は俺の身体にしがみついてきた。



「貴女の様な方を見過ごせるはずがありませんから」



そう、その艶やかな黒髪を優しく撫でてやる。



「素敵……」



もう堕ちた。



俺は確信したが、まあ当然だろう。



この僅かでさりげない、だが絶大な俺という魅力に堕ちない方がおかしい。



「送っていきますよ。ここら辺は貴女には危険です」



「はい……お願い致しますわ」



彼女は俺の黄金の左腕にしがみつく様に腕組みし、共にこの場を後にした。



豊満な弾力が心地好い。



夏場なので殆ど地肌との密着だ。普段なら暑苦しいと思うが、今回はその魅力への昂りが上回った。



街行く凡人共が、この構図に羨望の眼差しを向ける。



よく見とけ99%の愚民共。



これが二階堂玲人に釣り合う、という事だ。



さて――彼女なら高級スイートルームだろう。



勿論彼女の自費の謝礼付きだ。



上手くいけば、これから良い銀行口座にもなる――



俺は彼女と夜の闇に消えながら、愉快な昂りを抑えきれなかった。



************



俺達は郊外へと向かって寄り添いながら歩く。



辺りに人影は少なくなってきた。



「少し……疲れましたわ」



教養から良家出の御嬢様だろう。



本当に疲れたのかもしれないが、これは彼女なりの御誘いの合図だ。



そろそろだな。



あくまで相手から切り出させなくてはならない。



俺に後腐れや負い目等、あってはならないのだ。



「では、少し休んでいきますか?」



この休むはベンチに座って休む、といった類いではないからな。



「ええ……」



彼女の方もしっかりと、その事情は弁えているだろう。



商談成立という訳だ。



さて――高貴なる情事に相応しい場所はと。



俺は辺りを見回し、数多に建ち並んでいる建物群から最高級の物件を、正確無比なるイーグルアイで物色する。



「あの……」



その最中、不意に彼女が話し掛けてきた。



「出来れば彼処で……」



行きつけか?



俺も視線を合わせるが、彼女の視線の先にあるものに、流石の俺も戸惑った。



何故なら……そう、其処には白い公衆トイレがあったからだ。



「彼処で……良いんですか?」



俺の絶対神の如く囁かれる言霊に、彼女は頬を染めながらコクりと頷く。



驚いた。この女……羞恥プレイ好きか?



人は見た目では分からないものだ。



俺は見た目通りの神の写し身であるが。



だが悪くない……。



このギャップがまた、俺を昂らせてくれた。



誰もが使用する背徳な場所で、高級なセレブに奉仕させる。



正に俺だからこその、神冥利に尽きるというもの――



「では……行きましょう」



抑えきれない興奮を胸に、俺達は女子トイレの入口へと呑み込まれていった。



***



個室の閉鎖された空間。二人だと狭いが――



「……んっ」



それがまた興奮を加速させる、良いシチュエーションだ。



彼女は個室に入るなり、飢えた獣の様に俺の唇を貪ってきた。



積極的だな。こういう場所でこそ燃えるタイプなのだろう。



俺の100万ドルの価値がある神の寿液、有り難く味わうがいい。



「あ……むぁ……」



お互いの舌を絡ませ合いながら、俺はその豊満な狭間に手を這わせてやる。



「――っあ!」



フム……思ったより張りが良い。



形、大きさ共に完璧に近い評価を授けてやろう。



「あぁ……」



俺の絶妙な指捌きに、彼女は悦楽と歓喜の吐息を漏らす。



既に二つの突起は硬度を増していた。



準備万端なのだろうが、まだ早い。



まずは俺を昂らせねばならない。



「あっ……?」



俺が指を止め、目でその意味を促してやると、ゆっくりと彼女はしゃがみ込んでいく。



心得ているな。



俺が欲しいのなら、それなりの対価が必要だという事に――。



誰が聞いてるかも分からぬ空間に、カチャカチャとベルトを外す音が木霊する。



やはりたまには、こういう場所での行為も悪くない。



奉仕させる相手がそれなりなら尚更だ。



ひんやりとした指の感触が伝わってきた。



「凄い……」



吐息と共に漏らされる、彼女の恍惚の呟き。



当然だ。



これは1億ドルでも釣り合わない、正に世界の至宝なのだ。



雌なら誰しも優秀な遺伝子を残したいと思うだろう。



その象徴をこんな場所で味わえるのだから、感謝の気持ちを持って奉仕せよ。



俺は彼女の頭を掴み、瞼を綴じながら訪れる桃源郷を待った――










「――うがぁあぁぁぁっ!!!!!」

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