テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
登場人物
ナレーション(N): 物語を淡々と、時に温かく見守る語り手。
アンリ: おっちょこちょいな天使。性別を問わない中性的な雰囲気。
フェス好きのお姉さん: テンションが高く、底抜けに明るい。
N: 「天使」という存在をご存じだろうか。どこかにふわりと漂っていそうな“天使のアンリさん”。やさしいけれど、ちょっとおっちょこちょいだ。つい先日はカバンをどこかに置き忘れ、一日中探し回っていた。そんなアンリさんに、また新事件が起きた。――そう、「日記」がない。毎日こつこつ書いているのに、いつもの場所に見当たらない。
アンリ: 「え、あれ? 確かここに……」
N: 本棚のいちばん下をのぞくと、この間の雷のせいで棚板の奥に小さな穴が開いていた。その下には、ふわっと雲が流れ、下界の屋根がちらりと見える。
アンリ: 「……あ、落ちたなこれ」
N: アンリさんは天界パスポートを首から下げ、急いで“地上行きエレベーター”へ向かった。
アンリ: (駆け込み、荒い息をつきながら)「ふぅ〜、間に合った……」
フェス好きのお姉さん: 「何かお急ぎですか?」
N: 見ると、色とりどりの飾り羽根をつけた、やたら楽しそうなお姉さんが立っていた。手にはキラキラしたリボンスティック。その姿を見て、アンリさんは気付く。
アンリ: (驚愕して)「……あれ? これ、地上行きじゃなくてフェス行きの便だ……!」
N: こうしてアンリさんの“ちょっとにぎやかな一日”は、まだまだ続くのであった。