TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

その瞳に、私は描かれていた

一覧ページ

「その瞳に、私は描かれていた」のメインビジュアル

その瞳に、私は描かれていた

3 - 放課後デート!?いちかの心臓が跳ねた!

♥

31

2025年07月05日

シェアするシェアする
報告する

-–

第3話:「放課後デート!?いちかの心臓が跳ねた!」


放課後の帰り道、2人きり。


……これ、もしかして、俗に言う「デート」ってやつなんじゃ??

いや、違うか、ただの「帰宅」。一緒に「帰宅」してるだけ。

でも侑はちょいちょい私の顔見てニヤけてる。

……やっぱりこれデートやな。


「なあなあ、いっちゃんってさ、ふざけるの得意なん?」

「え、どういう質問?それ褒めてます?ディスってます?」

「いや、今日教室の窓から見てたら、男子と『焼きそばパン選手権!』とかやっとったやろ?」

「……バレてたか」


あれは男子3人と私で、焼きそばパンの具を“どれだけ美しく盛れるか”を競う謎ゲームだった。

私は“マヨで炎のエフェクトを描いた焼きそばパン”で優勝した。たぶん。


「……楽しそうやったな、男子と」

「え、なんですかその言い方。まさか嫉妬してるとか言わないですよね?」

「しとるけど?」

「即答!?正直か!!」


宮侑はわかりやすい。

顔に全部出るタイプ。というか、口に全部出すタイプ。


「いっちゃんって、男子と喋るときちょっと距離近ない?」

「そんなことないよ。あれはノリってやつで……」

「ノリって……俺には“ちょっと遠め”やんな」


侑の声が、ふいに少しだけ寂しげになった気がした。


「……それに、俺だけやん。敬語で話されるの」


ドキッとした。

確かに、教室の男子にはツッコミ入れまくるし、あだ名で呼ぶし、ふざけるし。

でも侑には……どこか壁を作ってた。


「……じゃあさ」って、私は歩きながらポニーテールをくいっと直して言った。


「次から“ツム”って呼ぶわ。あと、タメ口も解禁してやってもいいけど?」

「マジで!?やったあああああ!!」

「うわ、でっかい声出すな!通行人がガン見やん!!」


侑はジャンプして、まるで試合に勝ったみたいにガッツポーズしてた。

見てるこっちが恥ずかしいんやけど……でも、ちょっとだけ。


……かわいいって思ってしまった。





《あとがき》

瞬殺で書いたから変なとこあるかもです。

三十分後ぐらいに新しいの上げます!

その瞳に、私は描かれていた

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

31

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚