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新連載!!!!!!
タイトルはみんなが考えて
鈴木ちゃんの視界は、涙と脂汗でぐちゃぐちゃに歪んでいた。
桐山は、床に転がった鈴木ちゃんの細い手首を、靴の先で無慈悲に踏みつける。
「あ……っ、あああああッ!」
「声が大きすぎるよ、鈴木ちゃん。近所迷惑だなんて言わないけれど、僕の耳に障るじゃないか」
桐山は体重をかけ、ゆっくりと、骨が軋む音が聞こえるまで踏みにじった。鈴木ちゃんが痛みで身をよじればよじるほど、足首に繋がれた鎖が肉に食い込み、さらなる激痛が彼を襲う。
桐山は不意に足を離すと、ぐったりとした鈴木ちゃんの髪を掴んで、壁際にまで引きずっていった。コンクリートの床に肌が擦れ、火傷のような痛みが走るが、桐山は意に介さない。
「……桐山、さん……もう、やめて……死んじゃう……」
「死ぬ? まさか。そんなに簡単に逃がしてあげるわけないだろう。君が死ぬ時は、僕の許可が必要なんだ」
桐山はそう言い捨てると、鈴木ちゃんの腹部へ、容赦のない拳を何度も叩き込んだ。
「がはっ……げほっ……!」
胃液が逆流し、口の端から溢れる。何度も、何度も。鈴木ちゃんの意識が白濁し、焦点が合わなくなるまでその暴行は続いた。内臓をかき乱されるような苦しみに、鈴木ちゃんは叫ぶことすらできず、ただ酸素を求めて金魚のように口をパクパクと動かすことしかできない。
「いい顔だ。外で見せていた、あの嘘くさい『健全な大学生』の仮面が剥がれ落ちて、ただの肉の塊になっていく。最高だよ、鈴木ちゃん」
ようやく手が止まったかと思えば、桐山は血と吐瀉物で汚れた鈴木ちゃんの顎を無理やり持ち上げ、その顔を覗き込んだ。
「ねえ、鈴木ちゃん。君の今の支えは、痛みだけだ。その痛みを与えているのは、世界で僕一人だけ。……感謝してほしいな」
桐山は、鈴木ちゃんの切れた唇から流れる血を、自分の親指で拭い、そのまま自分の口に含んだ。
「ひっ……うう、ぁ……」
「あはは、そんなに怯えないで。ほら、次はこれだ」
桐山は傍らに置いてあった、冷え切った水の入ったバケツを掴むと、呼吸を整えようとしていた鈴木ちゃんの頭から一気に浴びせかけた。
「……っ!!」
冷たさと衝撃で、鈴木ちゃんの体が大きく跳ねる。濡れ鼠になり、ガチガチと歯の根が合わないほど震える彼を、桐山は慈愛に満ちた瞳で見つめながら、その首筋を強く締め上げた。
「寒い? 痛い? 苦しい? ……全部、僕が教えた感覚だよ。忘れないでね、鈴木ちゃん。君の神経が感じ取るすべての刺激は、僕の所有物なんだから」
暴力という名の洗礼。 鈴木ちゃんは、冷たい水と、首を絞める桐山の熱い手のひらの間で、ただ、自分が一つの「モノ」へと作り変えられていく絶望を味わい続けていた。
短くてごめん
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