「ここで、試験をする」
今いる場所は、運動場みたいだ
「校長先生、何をするの?」
「それは、この杖で魔法を打ってあの、的に当てる」
「それで分かるの?」
「ああ、どっちが先にする?」
「じゃあ、私から」
「いいけど、心愛、大丈夫?」
「大丈夫大丈夫」
「心愛から、やるのか。先にお手本を見せよう」
校長先生は魔法の杖を持った
「アストレア・シャルト」
そういった瞬間、赤い矢が的に当たった
「すごい」
「心愛、やってみろ」
「はい」
私は校長先生から魔法の杖をもらって、呪文を言った。
「アストレア・シャルト」
そういった瞬間、黄色い矢が飛んだ。けれど、的に当たんなかった。
「次は菜美の番」
「菜美頑張ってね」
「うん」
私は菜美に魔法の杖を渡した。
菜美は深呼吸をしてから、呪文を言った。
「アストレア・シャルト」
そういった瞬間、水色の矢が飛んだ。けれど、的に当たんなかった。
「ふたりとも同じクラスだ」
「やったー」
「良かったね」
「あと、ふたりの属性は心愛が光で菜美は水だ。いいバランスだな」
「へえ〜」
「では、これで終了。マル、二人を寮に案内してくれ」
「了解ビ、着いてくるビ」
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