コメント
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いやもう天才超えて神やんほんまんにッッ🫣💕次も楽しみにしてますッ❣️
いや、待って下さい…超好きなんですが こんな尊いものが思い付くとかまじ天才ですよね?? 続き待ってます!!
⚠モブ視点あり
⚠モブの片思い
⚠微侑愛され?
⚠治侑が 主
⚠エセ関西弁
⚠長いです(約3500字)
⚠地雷さんここでさよなら👋
今めっちゃ眠いから普通に誤字ってます
それでもいい方はスクロール!
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
侑視点
俺は潔癖症や。
他人と手を繋ぐなんて手汗が混じりあってるみたいで気持ち悪いし、間接キスなんてもってのほかだ。
みんな俺を異常だと言うが、頭から爪先まで鳥肌が立つあの感覚、気持ち悪いという言葉が頭を埋め尽くすあの軽いパニック状態。
耐えられないのが普通だろう。
高校では中学生時代のようにこんな理由で避けてくるような人はいないから安心して学校生活を送っている。
このお話はこんな俺の恋物語 ─
モブ視点
あ、やば。消しゴム忘れた。
しょうがない、一瞬だけ貸してもらおう。
「侑ー消しゴム貸してや」
「ええよ、ほいっ」
ぽんと手のひらに投げられた消しゴムから目線を上にやると、無邪気で可愛らしい笑顔の君がいた。
「 ? どしたん、そんなに見て。顔になんかついとる?」
慌てて目を逸らす。顔の熱に気づかれて居ないか不安だ。
「俺も消しゴム使いたいからはよ使ってや」
「あ、うん。すまん!」
ノートにシワが出来てしまったのも気にする暇もなく、消しゴムを返す。
お礼を言おうと顔をあげれば、真剣な顔をした彼が消しゴムを拭いていた。
「え、何しとんの?」
俺そんなに嫌われてたん?
「あぁ、すまんなあ。嫌な思いさせたやろ。俺潔癖症なんや。堪忍な」
潔癖症だったんや。でも一瞬触っただけで拭くの結構重症なんやない?
気にせんで、と言い微笑む彼を見て、本当に気にしない人は果たしているのだろうか。
悲しくはなかったが、何か突っかかるところはあった。
☆
さすが宮侑。手のひら返しが早すぎる。
潔癖症って手を繋ぐのも嫌なんじゃないん?
しかも肩がくっつくくらいの距離で話している。
17年間一緒に居た彼だからこそできるのだろうか。それとも他の理由があるのか否か。
最初から分かっていた。誰も片割れは超えられないと。
分かっているからこそ羨ましく思ってしまうのだ。
角名視点
あーあ、またやってるよ。絶対俺らの存在忘れてるじゃん。そこら辺のカップルよにラブラブしちゃって。少しはこっちの身にもなって欲しい。
「さむぅー、その卵焼きちょーだい」
「ん、これ?」
「それ!俺今日めっちゃ腹減ってんねん」
「口開けぇや、ほれ、あーん」
「あー、んっ! うまぁ!」
「ツムのにも同じの入っとったやろ」
「サムから貰った方が美味しく感じんねん!」
「なんやそれ(笑 」
満更でもなさそうに微笑む治とそれにつられてニッコリ笑顔の侑。
2人で好きにやってろと思う反面、やっぱり目の前でイチャつかれるのは気まずい。
「侑ー、俺の菓子パンも食べてや。もう入らへん」
銀ナイス。これで少しは離れてくれると思ったのだが…
さすが宮兄弟、期待を裏切らない。
「俺他人が口つけたもんとか死んでも食いたくあらへん。サム以外のな」
侑は治の腕をギュッと抱き締め、治のその鋭い眼光はまるで俺たちに向かって牽制しているようだった。
絶対治は侑のこと好きじゃん。侑は知らないけど多分気づいてないだけ。
「俺前から潔癖症や言うとるやん」
あ、すっかり忘れていた。あまりにも治にくっついてるから違和感ないじゃん。
いきなり誰かのスマホがなる。
治だ。
「────、わかった」
「すまん、呼び出し食らったわ」
「え、誰?女?」
過敏に反応したのは侑だった。
「おん、教室の前で待っとるって。じゃあツムまた部活ん時な」
「おん…」
コイツわかりやす。めっちゃ悲しい顔してる。留守番の時の犬みたい。
少しの沈黙の後また侑の話に戻った。
ここで銀の純粋な質問。
「俺らと治の何が違うん?潔癖症って家族とか関係ないやろ」
まるで侑の対応について納得いかないようないい方だが、特に深い意味はないだろう。なんたって銀だから。
「うーん、なんでやろ?なんかサムは皆とは違うんよな。逆に一緒におると安心するし」
知り合いの人からこういう話を聞いたことがあるのを思い出した。
「もしかして治のこと好きなんじゃない?知り合いの人でさそういう人と結婚した人いるから」
「え、俺サムのこと好きなん?」
「無意識に好きになってる可能性あるしな」
「えぇ〜、わからへん…」
「じゃあ治に彼女ができたら嫌?」
「嫌に決まっとぉし」
「治がほかの男子にベタベタくっついてたら?」
「その男の子○してまうかも」
「確定じゃん」
「そやんな」
「…確かに好き、かも..」
“ 好き ” を自覚した時ってこんなに真っ赤になるんだ。まさに恋する乙女。
「そういえば治今告白されてるんよなぁ。結構やばいんとちゃう?」
「えッ..俺行ってくる!」
「ちょッ…はぁ銀がいらないこと言うからじゃん」
「すまんて」
まあいいや。これであの治の惚れ話を聞くことも無くなるし。やっと解放される。
侑視点
「はあッ、はぁッ」
勢いで飛び出してきたのは今すぐこの気持ちを言った方がいい気がしたから。
教室辺りまで走ってきた。多分この辺にいるはず。
いた。何やらまだ女子と話してる。もしかしたら告白した女の子で付き合ったかもしれない。
でも行かないと。今行かなかったら後からこの気持ちは言う勇気は出ないだろうし、絶対後悔する。
「..サムッ!」
「およ、どしたん。そないに慌てて。」
「…ちょっと話したいことある」
「..わかった。じゃあまたな上野さん」
ひらひらと手を振る治を見てまた少し焦る。
「言いたい事ってなん?」
「ここじゃ言いにくいから空き教室行こ」
治の袖をグイッと引く。
治は黙って着いてきてくれた。
空き教室に入ると段々足取りが遅くなっていく。
告白ってこんなに勇気がいるんやな。
今にも泣きそうだ。
「…さっきの子とどういう関係なん?彼女?」
自分からこういうことを聞いていておいてあれだが、これはしくじったと思った。
もし首を縦に振られたらもう立ち直ることは出来ない。
せっかく気づけたのに。
「ツム、つーむ」
「んむっ、」
ほっぺが大きな手で包まれ、下を向いていた視界が治でいっぱいになる。
じんわり目元が熱くなる。
「嫉妬したん?可愛ええ。」(笑
「笑いごとちゃうぞ、今から告白するところなんに…」
やばぁ、口滑らかした
「ツムから告白してくれるんも嬉しいけど、こちとら何年片思いしてきたと思ってんねん。俺に言わせて」
え、今片思いしてたって言った?幻聴じゃないんよな?
すると治は俺の手の甲に口付けをした。
「ずっと前から好きでした。良かったら俺と付き合わん?」
よくあるテンプレートのような告白。でも今はそんなことは関係なく嬉しい。
「俺で良かったら、付き合いたいッ、!」
「アホやなあ、ツム以外愛せんよ」
あぁ、ほんま幸せ者。
こんなかっこいい彼氏がいることもこの気持ちに気づかせてくれた友達がいることも。
この気持ちを全部詰め込んで治にぎゅうぎゅうと抱きつく。
もうコイツしか愛せない。
潔癖症から始まる恋
END
NEXT♡400
次はリクエストでいちごプレイです!尿道プレイも一緒にやっちゃうかも!
今回の話自分にしてはめっちゃ頑張りました。いっぱいハートつけてほしいです!