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フォロワー300人おめでとうございます🎉🎉🎉 尊すぎて…いいね1000押しましたよ…でもまだ押したりないくらいには最高すぎました😭💞三角関係辛い…けどロシドイとイタドイどっちも好きな私にとっては最高でした…😇😇
⚠️特定の国を賞賛する、政治的な意図は決してございませんのでご了承ください
⚠️史実❌
⚠️私の妄想です。
書いてみたかった曲パロです。
「可愛いあの子が気にゐらない」
注意
・BL
・曲パロ
・ロシドイ、イタドイ
・三角関係
🇷🇺→❤🇩🇪→❤🇮🇹
露→ロシア
独→ドイツ
伊→イタリア
では、どうぞ⬇
✂︎——————キリトリ線—————–✂︎
朝の会議室は、少しだけ冷たい。
窓際の光が、書類の角を照らしていた。
そこだけが春みたいに、明るかった。
その光の中にいるドイツを俺は今日も見ていた。
露「………」
伊「〜〜〜?笑」
独「〜〜〜…笑」
……ドイツの笑い声が聞こえた。
顔を上げると、イタリアがいた。
人懐っこくて、よく笑って、誰からも好かれる
イタリアがドイツの隣に立つと、空気の色が変わった。
そしてドイツが、笑った。
イタリアに向かって。 優しい目をしていた。
いつもの無表情が、嘘みたいに柔らかくて
その瞬間、胸の奥が音を立てて崩れた。
「可愛いあの子が気に入らない」
心の中で、何度も繰り返す。
嫉妬なんて、みっともない。
でも、それ以外の言葉が見つからなかった。
春風が窓を揺らして、二人が俺の近くを通り過ぎる。
すれ違ったとき、ドイツの香りがした。
季節が一足先に来たドイツ。
俺は一人、置き去りになった気がした。
友達になんかなりたくない。
無難な関係で、自分の気持ちを誤魔化したくない。
でも、恋人にもなれない。
そんな中途半端な場所に、俺は立ち尽くしている。
資料に目を落とすドイツの横顔を、そっと盗み見る。
眉が少し動いたとき、心がざわめいた。
露『まだ誰も見たことがない。お前 の表情を、見てみたい』
そんな小さな願いを抱く自分が、
滑稽で仕方なかった。
一度だけでいい。
その指先に触れてみたい。
でも、もしこの想いが伝わったら……
俺の世界は、簡単に壊れてしまうだろう。
だから、触れない。
触れられない。
ドイツがイタリアを見つめるときの目が、すべてを教えてくれる。
俺がどんなに願っても、
その視線の中に、俺はいない。
露『……もういっそのこと、 その唇に二度と忘れられないキスをしてやろうか』
そんな危険な考えが、頭をかすめた。
けれど俺は、何もしない。
何も、できない。
季節だけが、過ぎていく。
そして今日。
偶然、見てしまった。
人が少ない場所で、ドイツとイタリアが並んでいるところを。
顔を赤らめているドイツ。
俺は引き返して、早歩きで逃げた。
あの後の展開が何となく、嫌でもわかってしまった。
春風が頬を撫でる。
露『あぁ… もう、手遅れなんだな…』
窓の外では、桜が散っていた。
花びらが舞うたび、ドイツの笑顔が思い出される。
それでも、俺はドイツを目で追ってしまう。
もう届かない想い人を、まだ好きでいる。
可愛いあの子が気に入らない。
でも、本当はーー
遠くから眺めているだけの自分が、 一番気に入らなかった。
✂︎——————キリトリ線—————–✂︎
おかえりなさい〜
めっちゃいい感じに書けました……。
この曲は失恋ソングだと解釈して書いたので、切ない話にしました。
あ、それとフォロワーさん300人↑ありがとうございます㊗️🎉
何かやろうと思ってます。
決まったらイラスト部屋の方で言います
《リクエストについて》
現在リクエストはお断りしています。今いただいてもお答えできませんのでご了承くださいm(_ _)m
では、閲覧ありがとうございました!