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「はいここおいで。味見の続きして良い?」


「…カニバリズムはこえぇよ。」


「それって本気でそう思ってる?それとも恥ずかしくてとぼけてんの?」


風呂から出たつぼ浦を早々にベッドに引き連れて座らせた。抱き寄せると青井に身体を預けてくる。


「あれ髪生乾きじゃん、風邪引くぞ。」


「別にへーきっすよこんぐらい。」


「ダメー、乾かしてやるから洗面所行こ。」


なされるがまま髪の毛をタオルで拭かれながら鏡越しに青井を見て話す。


「アオセンってなんでそんなに俺に甘いの?警察やってる時はもっと適当だろ。」


「ん?だって大事な大事な恋人だもん、大切にするのは当たり前だろ。」


「当たり前…俺はアオセン大切にできてるのか?」


「もちろん、いつも大切にしてくれてるじゃん。はいドライヤーするよ。……よしオッケー、ベッド戻ろ。」


寝室に戻ると情事前には珍しくつぼ浦のほうから甘えてくる。目を逸らしながら青井に抱きついた。


「…好き…」


「俺も大好き、愛してるよ。…キスしよ。」


ゆっくり目を閉じて顔を向けてくるつぼ浦に少しイタズラしてみたくなった青井は唇を避けて頬や鼻、額にキスをしてみた。


「アオセンあの…」


「どうした?嫌だった?」


「やじゃないっけど、その…口は…?///」


「お強請り上手なんだから。ごめんちょっと意地悪したくなっちゃった、いっぱいしよ。」


再び目を閉じて期待に染まった頬を撫でながら何度も口付けた。だんだん力が抜けて開いてくる口に舌を滑り込ませて隅々まで丁寧に愛撫する。


「…ん、んぅ…はぁ…んっ…♡」


「…ん、服脱ごっか。」


キスをしたり身体に舌を這わせたりしながらゆっくり脱がし、青井も下着姿になるとまたつぼ浦にギュッと抱き締められた。


「今日は甘えたちゃんの日なの?」


「…だってクリスマスだから、その…特別感みたいなのあったほうが良いかって…///」


「そんな事考えてくれてたの?もうほんっと好き、嬉しい。」


つぼ浦の胸上に口を付けそのままぢゅっと音を立てて吸うと小さく震えながら甘い吐息を吐く。


「…はっ、ぅぅ…んぅ♡」


「…ぷはっ、でーきた♡俺にもキスマ付けてくれる?」


「ぅん…///ん…んんんぅ……ぷはぁっ…」


「ぶきっちょだなぁかわい、ありがとね。」


頭を撫で口付けながら優しく押し倒し、舌を絡めて胸の突起をカリカリと引っかいた。


「んんっんぅ…ぁっうっんむっんぁっ♡」


「つぼ浦気持ち良いと舌動かすの忘れちゃうね。感じてくれてるのは嬉しいけどちょっとだけ寂しいな?」


「だ、ってあおせんがさわるかっらっぁっううっんぅっ♡」


「俺のせい?つぼ浦が可愛すぎるから触りたくなっちゃうんだもん。」


心と身体に優しくじっくり教え込んできた甲斐があり、素直に快楽を受け入れられるようになってきたつぼ浦は無意識に脚が開き揺れる腰の動きがだんだん大きくなっている。指摘するとまた恥ずかしがるだろうと黙っておく事にした。


「乳首気持ち良いな、これ好きだもんね。」


「あっあっはっそれやっ…んぅっ♡」


「やだねぇ、もっとしようね。」


「あっおせっあぅっあっ♡」


手を伸ばし熱に触れると一際声が大きくなった。これも言ったら嫌がるだろうなと思いながら撫でて擦る。


「あっんうっうっんんっ♡」


「どうする?1回イきたい?」


「///…ぅん…」


「お尻は?一緒にする?」


「…してほしぃ…///」


「素直で偉いね。力抜いて。」


とろとろ溢れているつぼ浦の先走りを絡めて孔に指を入れる。くぷくぷ抜き差ししたり掻き回したりと青井の手つきも慣れてきた。


「ぁあっ…あっううっふぅっあっ♡」


「気持ち良い?こっちも触るよ。」


「あっ!?いまだっめっ…やっあっんぅっ♡」


「我慢しないでイって良いんだよ。」


「うっあっあっんんっんぅぅあっ♡」


つぼ浦は達すると息を荒げながらも青井と目が合うと幸せそうに、満足そうに目を細めるようになった。その顔が堪らなく好きな青井も愛おしさを込めながら微笑み返す。


「水飲もっか。……落ち着いた?もうちょっと解そうな。」


「ぇ、まだやるの…?」


「痛くならないようにもうちょっと頑張ろ。」


指を増やして中を拡げ解していき、充分に柔らかくなったらもどかしいと揺れる腰を掴んで熱を入れ進めた。


「ん…んぅぅ♡」


「大丈夫そう?」


「へーき、ぎゅってして…」


抱き締めながら動かすとつぼ浦の息が上がってくる。


「ぁっ…あっはぁっあっ…んぅっ♡」


「…っ…はぁきもち…んっ…♡」


「んっはっはぁっあおせっあっあっ♡」


「ちょっと1回止めるね…つぼ浦お願いがあるんだけど、1番奥まで入れてみて良い?」


「ん…おく?」


「そう。たぶん今入ってるのは半分ちょっとぐらいなんだけど、つぼ浦の1番奥まで、中まで全部入れてみたい。」


「…おく……やってみてくれ…」


「ありがと、大丈夫だからな。辛かったらすぐ言って…入れてくね。」


「ん…はっ……〜〜〜っうぅ♡」


ゆっくり奥へ進めていくと未知の快感を身体に叩き付けられたつぼ浦は声にならない嬌声を上げながら青井にしがみつく。


「苦しい?やめる?」


「や、だっはっはっ…はぁっ…♡」


「ゆっくり呼吸して…そう上手、続けるね。」


つぼ浦の様子を伺いながら慎重に入れ進めるとコツ、と壁に当たった。


「奥まで入ったよ。痛くない?辛い?」


「わかんな…こわい、からうごかないで…」


「抜く?」


「だめっ!うごくの、こわい…」


力いっぱい抱きついてくるつぼ浦の頭を撫で背中を擦り、生殺しの状態を必死に耐えながら落ち着かせる。


「……ん、もうへーき。」


「平気?じゃあ抜いてくね。」


「ちが、続きは?」


「無理しちゃダメでしょ、今日はやめとこ。抜くね。」


またゆっくり慎重に抜いていくと名残惜しそうに中がきゅっと締まった。一瞬悩んだがまだ刺激が強すぎるだろうと冷静さを取り戻す。


「ごめん怖かったね。いつものする?」


「うん、ほしぃ…///」


「気持ち良いのしような。」


しこりめがけて突くとすぐに顔を蕩けさせて達したつぼ浦と同じタイミングで我慢していた青井も吐精した。息を整えて手を握るとつぼ浦が不安そうに問いかける。


「アオセンあの…」


「ん、どうした?」


「クリスマスどうだった…?」


「ケーキ作りめっちゃ楽しかったしご飯もめっちゃ美味しかったし今も幸せだし、最高。つぼ浦のおかげだな、ありがと。」


「良かった、俺も楽しかったし嬉しかった…///」


ホッとして表情を緩ませたつぼ浦の目が閉じていくのを見ておやすみ、と呟いた。




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