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4 - 三話 ブラン王国でのあぶないバイト①

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2022年02月21日

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「ブランの仇を取るってゲルトを出たのはいいが…」

「「なんでマーリンの森に行かないで砂漠を歩き続けてるんだよ!」」

ゼルとライトが不満げに言った。

「あんたたち、このブラン島の地図見た?マーリンの森の面積はこの島の三分の一以上を占めてるんだよ?そんなところに入ったら飢え死ぬだけだわ。死にたいならお好きに」

「「…」」

((反論できねー))

「ん?あれ?なんかすげえ高い何かがある…」

ライトが指で指した。

「あ、あれは!王国だわ!ブラン王国よ、ゲルトとの境がこの砂漠になってるあのブラン王国!」

「「「よっしゃ、行くぞ!」」」


走ってブラン王国に着いた時、絶望を知った。

「金がねえから何も食えねえじゃあねえか!」

ライトが嘆いた。

「お金の問題なんて盲点だったわ…」

ユリイがひどく落ち込んだ。

「あれ?なんかギルドが…」

ゼルが言った。

「ギルド!それだわ!そこで稼いで行きましょ!」


「初めての方ですか?」

ギルドのお姉さんに聞かれた。

「はい」

まずはゼルからだ。

「お名前は?」

「ゼル=ブリグニトル」

「何か実績はありますか?」

質問攻め。まぁ、プロフィール作ってるから仕方ない。

「第百四十二回ブラン島開催の階級戦で5位。まだリードが使えなくて剣術だけだったからBランク」

次はユリイ。

「ユリイ=アルマンです」

「第百四十二回階級戦で10位。B’ランクです。リードは医療能力と付与能力に長けているC型です」

そしてライト。

「えーと、この前のここら辺でやったやつ…えーと、あ、そうだ、階級戦で何位だっけ?まぁ順位は一桁でした」

「あ、そうそう、名前はライト=トゥーリーラです」

一応みんなのプロフは書き終わったらしい。

「最後の質問です。あなたたちはグループですか?」

「はい」

「わかりました。とりあえず、あなたたちのギルドランクはBランクです。来なかったりすると落ちたりして給料減るので注意してください。Bランクの月給は20万ブランです。給料は月給と獲物の値段や任務のランクによって変わる『ラン給』というものが上乗せされます。Cランクは10万になるのでご注意を。ちなみにAランクは50万となっておりますが、Aランクは5人しかいません。仕事は明日からです。ではこれは初任給です。お取りください。ではまた明日」


「はぁ、初任給助かるな、20万ブラン。3人で60万ブラン。ナイトマーケット行って飯買って今日はあのホテルに泊まるか」


もらった60万ブラン。

大切に使おう


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