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焦れったいぐらいゆっくりな抽送を受け、私は涙目になって懇願する。
「もっと……っ、もっとして……っ」
「……っ、あんまり俺を煽らないの」
涼さんは荒い吐息混じりに少し笑い、徐々に腰を動かすスピードを速めていった。
「うぅ……っ、うぅう……っ」
彼にしがみつきながら、閉じた目を開けてチラッと涼さんを見ると、顔面国宝が私を見て愛しげに微笑んでいる。
(無理~~~~っ!!)
恥ずかしくなってギュッと目を閉じた私は、思いっきり横を向いて照れくささを堪えようとする。
「拒否されてる感が強いから、ちょっとでもいいからこっちを見てよ」
笑い交じりに言われ、私はチラッ、チラッ、と涼さんを盗み見し始める。
けれどその間も優しく最奥をトントンされて、全身がゾワゾワするような感覚を得ていて――。
「恵ちゃんはまだ外達きのほうが慣れてるみたいだから、こっちも弄ろうね」
愉しげに言った涼さんは、親指に愛蜜をまぶしてヌルヌルと淫玉を撫でてきた。
「~~~~っ、ひぁっ! あぁあああぁっ!」
その途端、全身に甘い雷が落ちたような感覚に陥った私は、腰をぐぅっと突き上げて全身をビクンビクンと跳ねさせた。
瞬間、物凄い力で彼を締め付けてしまったのか、涼さんが「くっ」と歯の間から息を絞り出す。
「気持ちいいね……っ、恵ちゃん……っ」
涼さんはその目に雄っぽい猛りを宿し、挑むように笑うとさらに腰を突き入れてくる。
何度も繰り返し抽送を受けているうちに、蜜壷はヌルヌルとした愛蜜をとめどなく零して彼を受け入れていた。
いまだ「大きい」「きつい」とは感じるけれど、つらさはない。
「~~~~っ、きも……っ、ち、い……っ」
私は蜜壷でギュウギュウと涼さんの分身を締め付け、肉芽や乳首を弄られるたびに大きく体を震わせる。
――気持ちいい。
――恥ずかしいけど、気持ちいい……っ。
信じられないほどの快楽で頭をボーッとさせた私は、何度も甘達きを繰り返して涙を零していた。
「つらい? 気持ちいい?」
涼さんは親指でそっと私の涙を拭い、尋ねてくる。
「きもち、……い……っ」
切れ切れの声で答えた私の言葉を聞き、彼は「良かった」と幸せそうに笑うとさらに腰を突き入れ、ズコズコと私を犯してきた。
「ふ……っ、う、うぅ……っ、あぁあ……っ、あっ」
気持ち良くてどうにかなってしまいそうな私は、涙をポロポロ零しながら涼さんの腕を掴んでいた。
やがて――。
「んーっ! うぅうううぅう……っ!」
何度も淫芽を捏ねられて限界を迎えた私は、全身からドッと汗を流して頭の中を真っ白に染め上げ、気を失ってしまった。
「はぁ……っ」
彼女が達すると同時に胴震いし、被膜の中にドプドプと精液を吐いた俺は、この上ない充足感を得ながら、顔を伝う汗を拭う。
彼女は汗みずくになり、髪を乱して呼吸を荒くしながら、意識を深いところへ落としている。
「気持ち良かったね。可愛いね」
俺はうっとりとした顔で彼女に囁き、その小さな唇にキスをする。
一度屹立を抜いて避妊具を処理したあと、俺は飽きる事なく恵ちゃんの体を見つめ、堪らなくなってその体に口づけた。
何度も繰り返しキスをしては、彼女の体から立ち上る甘い匂いを堪能し、しょっぱい汗を舐めて陶酔する。
日頃運動をしているからか、引き締まった体はとても綺麗だ。
化粧っ気の薄い顔も、何ならメイクをしなくてもいいと思うほど可愛い。
「……初めて会った時は、こんなに嵌まると思わなかったなぁ……」
呟いたが、心の中でもう一人の自分が「いや、予兆はあったよ」と言い返す。
「……全部、俺のものにしたい」
溜め息混じりに呟いたあと、俺は恵ちゃんに覆い被さり、あます事なく彼女の肌に唇をつけていった。
他の男が彼女を見て、少しでも変な気を起こさないように――。
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