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【ソナチ】
※死ネタだよ
地雷さんは回れ右です…(ーー;)
ゲホッ…ゲホッ…
ごうごうと炎が音を立てて燃えている
揺らぐ視界の中、俺の眼は鋭く光る銃口とそれを突き付けている”奴”を捉えていた。
「最期に何か…言い残すことはあるか?」
勝者の笑みを浮かべた奴はいつものように俺にそう、問いかけてきた。
もう、死がそこにある。
コイツと…ソ連と話せるのは、これで最後だろう。
…それならならせめて、
これだけは。
「俺は…お前が…ずっと、好きだった。」
「…そうか。」
奴の銃を持つ手が一瞬揺れた気がした。
まぁ動揺するのもおかしくはない。
敵国を、しかも男を好きになるなんてあり得ない話だ。
「今更ッ、こんなことを言っても…困るだろうがなッ…ゲホゲホッ」
「はは、そうだな。…じゃ、また来世。」
…銃声が鳴り響き、彼は…ナチスは眠った。
俺を好きだったと、言い残して。
「はは…っ」
「はははははっ!」
「両片想いって奴か?」
「何を今更ッ…!」
「ズッ…グスッ…ハハッ…ウッ」
「もう、返事もしてくれないじゃないか…」
深い眠りについた彼を抱きしめる。
周りは酷く熱いのに、それに反比例するように彼の身体は冷たかった。
「叶わないって、思ってたのにな…」
嗅ぎなれた鉄の匂いが鼻腔に巡る。
慣れていた筈なのに、今は気持ち悪くて仕方がない。
「もし…もし、生まれ変わったんならさ、そん時は仲良くしようぜ、ナチス。」
相変わらず返事の無い彼に、心から…そう願った。
♱⋰ ⋱✮⋰ ⋱♱⋰ ⋱✮⋰ ⋱♱⋰ ⋱
どうでしたでしょうか~?
短くてすみませんね…
どうしてもストーリーとかが思い付かないもんで…(*´;ェ;`*)
重めな奴良いですよね~(^^)
最後まで読んでくれてありがとうございました!
ばいです!(*・ω・)ノ