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蘇芳side
keelとの喧嘩が終わって桜くんは熱を出して学校を休んだ。
楡井「…桜さん大丈夫でしょうか…。」
蘇芳「心配だからお見舞いに行こうか。」
楡井「はい!」
桜くんも心配だけど、皐月さんの事も気になるな…、最近じゃ喧嘩して負傷したって噂を聞くし…。
きっと桜くんもこの話を知ってるはず……、変に気に病んでないか不安だ……。
皐月side
何か迷惑ばっか掛けてんなぁ俺、クソだせぇなぁ…。
?「あれぇー?噂のさっちゃん先輩だぁ〜!」
皐月『へ?あ、あぁ?keelの時に居た子?だよな?』
?「そうそう〜!覚えててくれて嬉しい〜!俺桐生って言うんだぁ。」
皐月『お、おぉ、そっか、それで俺に何か用か?』
桐生「んー、用というか…皆さっちゃん先輩の事沢山話してるから会ってみたかったんだ〜。」
なんかすげーやり取りしづらいな??
皐月『あー、そうなんだ…、すまんな、噂通りじゃなくて。』
桐生はキョトンとして
桐生「何で?さっちゃん先輩すごい強いし優しいし!俺さっちゃん先輩と会って納得したんだぁ。」
皐月『…強くねぇよ、現にこうやって迷惑掛けてるし、遥には嫌われるし…、人生上手くいかねぇな〜。』
桐生「…、桜ちゃんはさっちゃん先輩の事嫌ってないよ?寧ろ逆だと思うよ〜?それに迷惑だって掛けてないよ、俺たちが逆に申し訳ないって思ってるから…。」
真っ直ぐに話す桐生に目が離せ無かった。
皐月『でも、俺…、関係無いのにkeelとのケンカに横入りしちまったし…、俺自信が風鈴と仲良くなる度に俺が喧嘩の火種になっちまってる…、迷惑ばかり掛けてんじゃん…。』
?「辛気臭いのぅ!ワシはそうゆう雰囲気嫌いや!!」
桐生「ツゲちゃんさ、雰囲気でわかるでしょ??今はそうゆうテンションじゃなぁいの。」
急に出てきた黄色?オレンジ?のアフロ…。
そういや、コイツもkeelの時に居たな?
?「なんやなんや!暗いのは気分のらんやろ!それにアンタも辛気臭い顔やめや!みーんなアンタには感謝しとるんや!だから気張って胸張ったらいい!!」
皐月『……、年下に励まされるとか、ははっ、みっともな……、そうだな、俺だってこの町の人間になったんだからちゃんとしなきゃな!それでお前名前は?』
柘浦「俺は柘浦っちゅう!アンタのことはよう聞いとるで!」
桐生「ツゲちゃん、さっちゃん先輩のが歳上なんだから敬うね?」
柘浦「おわっ!そうやった!すんません!!」
皐月『あー、良いよ、俺気にしないし!寧ろ距離取られるのが嫌だから好きな様に呼んで、話して欲しい。俺は年上だろうが年下だろうが関係ないって思ってるからさ!』
2人はボーッとしながら何も言わなくなって
皐月『え?俺変なこと言ったか!?』
1人アワアワしてると
桐生「なぁんか桜ちゃんの気持ち、分かるかも!」
柘浦「まぁそうやな!桜くんのお兄さんみたいな感じでカッコええな!」
桐生「ツゲちゃんとは違う考えだけど、まぁ確かにお兄さんって感じでカッコいいね〜!」
皐月『……、ちょっと、は、恥ずかしいからもうヤメテ……。わ、分かったから…、これ以上言われたら俺の心臓持たない…。』
桐生「ありゃりゃー、顔真っ赤だ〜、桜ちゃんと似てるねぇ!」
皐月『そうだ!遥は最近どうしてる?元気にしてんのか!?』
桐生「食い気味だ〜、桜ちゃんちゃんと元気にしてる……って言いたいけど、風邪ひいちゃったみたい。」
皐月『風邪!?大丈夫なのかよ!?』
柘浦「んー、今日は楡井と蘇芳がお見舞い行ったって聞いたわ。」
あの二人なら大丈夫か……。
桐生「……、さっちゃん先輩、不安なら行ってあげてよ。」
皐月『…、俺が行っても…良いのか…?』
柘浦「そりゃあ桜くん皐月さんの話ばっかやで!」
桐生「そうそう〜!さっちゃん先輩の事話してる時すごい嬉しそうに話すから、行ってあげて欲しいなぁ。」
皐月『…うん、分かった!ありがとう2人とも!』
桐生「バイバーイ。」
桐生side
柘浦「これで桜くんも仲直り出来るとええな!」
桐生「そうだねぇ、桜ちゃんずっと後悔してたし、これでまた楽しそうに話す桜ちゃんをまた見たいね。」