コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
どうも。 もう八月ですね。
連載始めます。
注意
ご本人様には何の関係もございません
kyrt寄りのリバ
まだ付き合ってません【両片思い】
『 』side
注意書きはここでしかしませんので。
よければどうぞ
ky side
『___うわ、雨だ』
散歩をしていたらあいにくの雨。
雨宿りついでにコンビニに寄った所、
さっきよりも強い雨が降ってきてしまった
スマホで天気予報を見ると当分やみそうにない
ビニール傘を買おうとするが
そうやって買って使っていないビニール傘が
家に何本もあるのを思い出す
これ以上増えるのもなぁ、と買うのは断念
でも走るにしては、家がちょっと遠いんだよなぁ
『走るか、…あれ?』
あの髪の毛…あの服装…絶対にレトさんだ
奇遇にも、 レトさんは買い物でもしていたのか重そうなビニール袋を持っている
もちろん傘を持って
俺が入れてもらえないかな、と考えている時
レトさんは立ち止まって、
スマホをポケットから出したりしまったりしていた
思い付きで俺が電話を掛けると、突然掛かってきた電話に驚いているレトさんがいて少し面白かった。
「…はい」
『もしもし?レトさん。あのさぁ、左向いてくんね?』
レトさんは気が付いた様に左を向き、
むっとした顔で俺の顔を見ていた
「帰るね」
『待て待て待って!』
_________________
結局「しゃーないな」と言い、入れてくれたレトさん
身勝手な話だが、レトさんと相合傘ができるというのに内心ドキドキしていた。
雨でレトさんがもっと儚く見えてしまう
俺はこの人に心底惚れてしまっているのだろう
『持つよ、傘』
「えっ、いいのに」
レトさんに雨があまりかからないように、
無意識に傘を右に寄せながら歩いていると
「キヨくん、 肩。濡れてる。」
俺の傘を持っている手をぐい〜っと左に寄せてくれる
『俺が借りてる側なんだからいいのに、肩くらい 』
「…お前が良くても俺がだめなのー」
茶化しながらも俺の為に言ってくれているのが丸わかりで
『…そういうとこすき』
不意に出た言葉は、
雨の中、 トラックが道路を走る音に掻き消された。
初めての連載です。
大目に見てやってください。
25/3/10 修正