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8 - 喧嘩した2人のお話 - 前編 -

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2023年12月09日

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〖 第8話 〗 番外編・喧嘩した2人のお話 - 前編 -
































宮「しょうたー、起きなきゃ遅刻するよー?」


渡「んー…やだぁ…、」




今朝もいつものように翔太を迎えに来ただけだった。

翔太は朝に弱く、なかなか起きないから毎朝早めに来るのが日課。




宮「嫌じゃないでしょー、ほら、起きた起きた」


渡「むりむり…、あとちょっと…」


宮「めずらしいね、こんな起きないなんて…」


渡「んー……」




いつも以上に寝起きの悪い翔太。

時間もあんりないから、制服とかばんを準備してあげる。


その時だった。




ブー




宮「…? 翔太のスマホ…、」


宮「…ぇ、」




もぞもぞしてる翔太を横目に通知を見ると

それは阿部からのもので

【 本気で好きだよ 】

なんていう内容だった。



告白…?

え、どうゆうこと、

まって、なんか、やだ




宮「は、なにこれ…、」


渡「りょーた、?」




寝起きの翔太があくびをしながら言う。


でも俺はそれどころじゃなかった。




宮「なに、なんなの、これ」


渡「え、? なにが…」


宮「阿部との会話、! なんだよこれ…っ!」




自分でもびっくりした。

なんでこんなに、声を荒げているんだろう。

なんでこんなに、焦ってるんだろう。


なんで……




渡「は、なんの話だよ、

言いたいことあんなら言えよ、っ!」


宮「、っ」




翔太を怒らせてしまった。

そりゃそうだ。


起きたばかりでこんなこと言われたら

誰でもムカつくだろう。


でもやっぱりそれどころじゃない俺は

翔太を置いて部屋を出た。




渡「え、涼太…っ、!」




途中、泣きそうになりながら俺を呼ぶ声が聞こえたけど、

ごめん、翔太。














気づいたんだ。




阿部からの連絡を見て

なんでこんなに胸が苦しくなったのか。

















俺は

翔太が好きなんだ。





𝐍𝐞𝐱𝐭 … ♡100







次回 後編

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