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~1ページ目~
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「ッハァ、ッハァ。」
逃げなきゃ。逃げなきゃ。早く。もっと走らないと。
「追え!絶対に逃がすな!!」
ヤバい。もう追い付かれそうだ。
でもなんとかもうちょっと頑張れば。
「ッハァ、ッハァ、ッハァ、ッハァ、」
駄目だ。もう息が切れてきた。
「もうちょッ、ッハァ、もうちょっとで着くから…ッッハァ。」
■■に、必死で呼び掛ける。
「うんッ、頑張る、ッハァ、ッハァ、」
でも、もう着きそうだ。やっとだ、やっと私達は解放されるんだ。
色々な気持ちで胸がいっぱいになる。
顔に付いている水が、汗なのか涙なのか分からない。
「やっと、やっと、ッ!」
やっと、やっと魔力小屋に着いた!
急いで魔方陣を展開しなきゃ!
「□□、早く!」
■■が、呼び掛けた。
落ち着け。杖に魔力を集中させて…
バァァァン!
出来た!やっと解放される!
…だが、私の前に現れるはずの場所は現れなかった。
「…え、、なんで、、」
▩▩に行けるはずが、目の前にあるのは小屋の古い木の壁だけだった。
そして、…隣にいたはずの■■がいなくなっていた。。。
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「1ページ目は読んだけど、何も異変はないね。。」
「まあ、まだこれからか。ページは無限にあるって都市伝説もあるくらいだからね。」