俺のために心配をしてくれる人なんて今までいなかった
本当に…嬉しかった
ナカム「…ねぇ、スマイル」
スマイル「はい…?」
ナカム「スマイルが良かったらなんだけど」
「白尾団に入らない?」
スマイル「…!」
ブルーク「スマさんとのご飯楽しいしね~」
シャークん「何かあった時守ってやれるしな」
スマイル「…」
皆と一緒にいることができる…
でも…
スマイル「俺は、能力がないから…足手まといに…」
きりやん「スマイルにしかできないこともあるでしょ。ゲームした時、戦術考えるの得意だったしね」
スマイル「…迷惑、かけるかも…」
ブルーク「スマイルの事迷惑だなんて一回も思ったことないよ」
スマイル「愛されたことがないから、皆とどうやって接したら良いか分からなくて…」
シャークん「ゆっくり、時間をかけて知っていこうよ。また皆で遊ぼうよ」
スマイル「俺は、生きてちゃいけないんだって…」
きんとき「…スマイル、”この世界に生きてちゃいけない人なんかいないんだよ”」
スマイル「…!」
ナカム「…大丈夫だよ、スマイル」
「俺たちはお前を裏切らない」
スマイル「ッ…信じても良いの…?」
ナカム「当たり前でしょ!」
「だってスマイルは大事な”友達”なんだから!」
スマイル「…入り、たい」
「白尾団に、俺も…入りたいです…!」
ナカム「!」
「ようこそ!白尾団に!」
スマイル「…あ”りがとう” 」(ポロポロ
・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・
それからはずっと泣いていた
久しぶりに泣いた気がする
今まで辛かったこと、悲しかったこと、諦めていた事が一気にあふれだした
皆は俺が泣き止むまでずっとそばにいてくれた
新しくできた大切な居場所
生きる意味をくれた大切な友達
…ありがとう
ほんとにありがとう
この人達を信じることができてよかった
ー第1章ENDー
コメント
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涙が溢れ出て来た😭