テラーノベル
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「はぁ、」
「会議ですか、」
「各市で集まって情報を交換し今後の対策をするということだ」
リュヴァ「私に行けと、」
「ガーデンに命じたのも理由がある」
リュヴァ「と言うと?」
「どうやらその会議、各市から5名でなければならないらしい」
リュヴァ「は、?そんなに要らないでしょ」
「それがな、ちょーっと土産が多く人手が足りないんだと」
リュヴァ「土産?」
「あぁ、こっちから贈るものと、贈られるものがある」
リュヴァ「それ膨大な資料とか言いませんよね?」
「あたりだ」
リュヴァ「最悪すぎる…」
まぁこんな感じで話は進み私は部屋を出る。
私に頼んだのはボーダー隊員から後4名選んで欲しいらしい。
肝心の上層部は仕事が忙しく参加出来ないんだと。
(どーせ飲み会だろ)
そんなこと思ってもしょうがないので私は4人を選抜し会議室に呼んだ。
ガチャ
リュヴァ「失礼するよ」
中に入るともうその4人はいた。
リュヴァ「来てくれてありがとう、叶、葛葉、不破、ローレン」
葛葉「なぜ俺たちがここに?」
リュヴァ「実はだな、」
私は今までの事を話す。
リュヴァ「…ということでお願いできるか?」
叶「全然大丈夫ですよ」
葛葉「了解」
ローレン「いいですよ」
不破「大丈夫です〜」
リュヴァ「ありがとう」
ローレン「てかなんで俺たちなんですか?」
「まぁ第1は顔だな」
「ん?」
「ほぇー」
「?!」
「各市が集まるなら顔が良い奴の方がいいだろう?」
「いや、そうかもだけども!」
「それと、叶と葛葉はブラックトリガーを持っているし、不破は第1部隊でA級、ローレンはスナイパーでB級の中でも1番上手いと聞いた」
本当は第1は加賀美にしようと思ったがあいにく都合が合わず、剣持に頼もうとしても高校生を会議に出させる訳にはいかない。
甲斐田はトリオン量が多くもし何かあった時に大変だと思い不破にした。
不破は顔面偏差値も高いしホストで築いた対人関係の経験値は高い。
黙っていれば何とかなると思った。
この4人がいれば対戦になった時、近距離も遠距離もいけると思ったから選んだ。
「あと、葛葉にはサーニャになって欲しいんだ」
「え?なんで?」
「実は女性を最低でも1人参加させるよう要求が出てるんだ」
「俺がやんなくても」
「一応、健屋花那、月ノ美兎、樋口楓の3人には声を掛けたんだがあいにく予定が合わなくてな」
「その3人マ?!」
「まぁまぁ葛葉、いいじゃんやりなよ」
「お前が見たいだけだろ」
「わかりましたよ、やります」
「助かる」
「よし、みんな準備はいいか?」
「君たちにはトリガーを持っていけ」
「そして葛葉、叶、2人はブラックトリガーを持っていけ」
「え?!」
「いいんですか?」
「上からの許可は降りている、戦闘になった場合有利になるからな」
「頼むから足元見てくれ」
「うぉ、さんきゅーなローレン」
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