主 報告なし!!今回も少なめかも…許してください…
では、本編へどうぞ!!
「何を企んでいるんですか?」
そっか、iemonさんは信じきってる訳ないか…っていうかまだ会って1日も経ってないもんね…いや、順応したレイラーさんとみぞれもんがやばいだけなんだけど。
「iemonさんの言う企むは人を傷つける部類に入るもので企むですか?それとも普通に考えていることを話せばいいんですか?」
私の問いにiemonさんは
「まあ考えていること。といたっほうがわかりやすいですね。」
企んでいること…考えていること…
「私たちは魔法使いです。もちろん風評被害もありますし、いじめもあります。非魔法使いたちって本当に怖がりですよね。気持ちはわかります。だって魔法にデメリットはありません。…まあ魔力の多さも関係しませんが。」
私は淡々と告げる。それをiemonさんは黙って聞いている。お互いポーカーフェイスをしているからか、周りの空気は凍りついていた。
「魔法が使えるのは単純にメリットです。アドバンテージです。でも、それは彼ら(非魔法使いたち)にとっては面白い話ではありません。いつか、自分たちの上に立たれる。権力があるからこその難点は人の性格を少しずつ歪めて行っているところですかね。あなたも気がついたのでしょう。この町で奴隷になっていた人たちと一般市民では見たところ奴隷の人たちの方がここの土地勘に優れており、若干ですが身体能力が高いのです。」
ここまで言い、iemonさんの様子を伺うと
「…」
無表情のままこちらを見ていた。まあそれしかないか。
「考えたんですよね。彼ら(非魔法使いたち)はそしてたどり着いた答えは…数の暴力でいじめ。幼少期から植え付けるトラウマ。絶対に服従させる、歯向かえば死。でも、私たちが頑張れば1人でも村一つは簡単に壊せる。不平等ですよね。だから私たちはいじめられるのでしょうか。」
「…」
うーん。反応なし。本題に入れって目…
「私、考えたんです。同じような境遇の人が世界に何人かいるんじゃないかな?って。いじめられて嫌になって、挙げ句の果て人を殺した。そんな人たちが。なぜ職業が殺し屋か聞きたいんですか?殺し屋は1人殺すだけで大金が手に入ります。魔法使いの私たちなら死体は隠せるし、簡単に殺せます。」
「…」
なんとなくだけど納得、かな。
「私は…卑怯です。だって魔法を使って。生まれた時から得たアドバンテージを使って人を殺すんですから。」
iemonさんは
「俺だってそうですし、数でいじめるのも、卑怯です。そう考えたらめめさんは卑怯ではありません。みんな卑怯ですから。」
緊張がほぐれたような目で言った。本心なんだろう。
「ふふっありがとうございます。さあもう寝ましょう。明日、いや今日は早いんですから。」
「そうですね。おやすみなさい。」
「おやすみなさい。」
コメント
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iemonさんはやっぱり、、、 神だ〜
iemonさん優しい✨️