〈🏰バケーキ彗星の王室🏰〉
(ガシャーーーン‼️)
鏡の割れる音が部屋に響く
ドリアン「・・・どいつもこいつも💢‼️この我輩をコケにしよって💢‼️」
家臣A「陛下💦!落ち着いて下さい💦‼️」
家臣B「あぁ💦‼️手から血が~💦‼️」
ドリアン「黙れ💢🌋‼️」
ボウルカネコ🥣「…なぁ、ミキサー。陛下…、今日も荒れてるな。」
ミキサーイトウ「…そりゃそうさ。グレン王子とバタ王子に裏切られた挙句…、ブラウニー王妃(妻)にまで逃げられたんだからな…💦‼️」
妻も息子達も失ったドリアンは、荒んだ日々を送っていた。やけ酒をあおったりムチャ食いをしたり、鏡やガラスを叩き割ったり家臣達に当たり散らしたり…。
家臣C「あ💦、あの陛下💦‼️」
ドリアン「何だ⁉️」
家臣C「デ……デコラシアン公爵と、ノ…‥ノンウァール公爵が渴見を願い出ておりますが…💦。」
家臣A「(※小声)お前💦、空気を読めって💦‼️」
ドリアン「…フン。通すが良い‼️」
デコラシアン公爵ことグラース・デコラシアンは王家の親戚。そしてノンウァール公爵ことノンウァール・エリシオールも同じく、王家の親戚。
どちらもドリアンとは旧友の仲でもある。
ドリアン「デコラシアンよ…一体、何の用だ?」
デコラシアン「……実は、先週、長男のジェラートが急に善良な心を持ったのです…。」
ドリアン「何⁉️あの裏切り者のゾルに続いて、今度は長男のジェラートもか⁉️」
デコラシアン「はい……、理由は分かりませんが…。」
ドリアン「…ちなみにノンウァールよ……💢、お前はそんな我々を、笑いにでも来たのか💢?」
ドリアンは、イライラしながら、ノンウァールの方を向いて言う。
ノンウァール「……いえ、私のところも似た様なものですよ。」
3人は酒を酌み交わしながら、お互いの近況を話す。
ノンウァール「・・・実は先日、長女が家出をしましてね。」
ドリアン「何?あの善良な娘がか?」
ノンウァール「ああ。あの子は、弟のピカリーネとは違って、善良な子です…。純粋な子であり…、そしてお菓子作りが好きで、悪事には、全く関心を示さないところばっかり……。亡きルミエリーナ(妻)に似てしまって。」
デコラシアン「確かに…、あの少女は私の息子の一人の[ゾル]と同じく母親似だったな…!!。」
ノンウァール「頭脳と、[バケーキ]作りの腕は、確かにありました…。長女ですので…、我々公爵家の名に相応しい女性になって欲しかったのですが…。」
それを聞き、ドリアンは、ふと、思いついた。
ドリアン「…ノンウァールよ!!。その長女、[キラリーネ]を余に預けてはみないか?」
ノンウァール「…はい?、いきなり何を仰るのですか?」
ドリアン「余に少し考えがあるのだ‼️。余の力で探しだし、御主らノンウァール家の名に恥じぬ女性にしてやるぞ!!。どうだ?」
デコラシアン「・・・(小声)ノンウァールよ、ドリアンの考えに乗った方が、良いぞ…‼️お前にとっても良い方向に行くと思うぞ‼️」
ノンウァールはドリアンの不敵な笑みに少し驚いた。だが国王直々に娘を鍛えてくれるならと、申し出を、受けることにした。
ノンウァール「……長女を宜しくお願い致します。」
ノンウァールは、その場で会釈をした。
ドリアン「後悔すまいな?」
3人の間で、密約が交わされた。
〈🌏️地球🌏️〉
少女「…此所が〈地球🌏️〉……。」
レン「やぁ♪✨‼️。他の星から来た人かな?」
少女「あ…、はい…!!。」
キラリーネ「……〈地球🌏️〉と〈月🌕️〉まで逃げちゃった……。」
?「逃げじゃなくて新しい一歩だと思うよ♪♥️✨‼️。」
?「ネェ~♪♥️✨‼️」
〈☕御茶会会場☕〉
ゾル「虹色のペガサス…?パルフェ…?。…ペコリーヌ…?」
バタ「ゾル、どうしたの?」
ゾル「あ、いや・・・💦。」(…何か、何処かで聞いたことがある様な・・・?)
男「人様の歩き、邪魔すんなよ‼️オラ💢‼️」
ドルチェ「あの人に(イラつキャラメルポップコーン)が憑いているピョン‼️」