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本当に嫌がらせではない。
ただお前の嫌がる顔が見たいからってだけ、
俺のSな部分つい出てしまう。
抑えてはいたんだけどな……
どうもこいつには意地悪してしまう。
「悪かった、お詫びにこれをやる」
トレイにトッピングのソーセージが入っている皿をコトンと置いた。
「えーいいのかよー!!」
ヾ(*´∀`*)ノ
(うぐっ可愛い)
俺にとってこいつは、顔だけ【どストライク】だからそんな可愛い顔をされると、頬がつい緩んでしまいそうになる。
ドンッ
「あっ…ぶねぇ」
会長からトッピングを貰って舞い上がってたのが悪いが、誰かにぶつかり持っていたトレイが動き、コップの水が飛び跳ねて少しトレイに零れた。
「えらい、すんまへんすんまへん大丈夫ですか?」茶髪の男がペコペコオレに謝る。
「別に…少し水が零れただけ」
謝られたから、怒る必要がなかった。
関西弁のような言葉で喋る茶髪の隣にいる男は、無言でオレをジッと見るが、その目はなんだか恐怖を感じる。
「いや〜ほんま、すんまへんでした。席を先に確保しておいて、いざ食券を買おうとした所で、あっもしかして席探してたりします?これも縁やしもし良ければご一緒にどうです?」
「ちょうど席探してた所だ」
「席とっといたのちょうど4人掛けで、場所はあれですね13卓の所」
利用人数が多いので、食堂のテーブルに番号が記載されているのである。
「わかったオレ先に座らせてもらうな!」
「君、俺もいいだろうか」
「会長さん!構わへんよ」
Σ(゚Д゚)えっ
(会長も一緒なのか!?余計だけど)
オレの表情を、読み取られてしまったのか
「オレが居たら不満か?」
会長から睨みつけられてしまった。
「あーいやそんなことねぇーけどさ」
「行ってきますわ✋」
2人組は食券券売機コーナーへ向かった。
会長と2人っきりになってしまった。
そしてオレは13卓まで進んで椅子に腰を降ろした。
なんとか席確保出来て良かったー!!
カチャ
会長も、席に座るとすぐにスプーンを手にとって食べ始める。
「俺は忙しいからな、待っている時間はない」
一言も発してないのに、オレの思っている事が手に取るようにわかるのか先行して話し出す。
会長が数口で終わりそうな場面で、トレイを持ちながら2人は戻って来た。
「あれ会長さんは、もう食べ終わりそうやな」
「先にいただいている、まだ生徒会の仕事があるからな」
「そうですよね〜構わへん、君は待っててくれたん!ありがとーな」
「いただきます」と両手を合わせてからようやく食べ始める、もう既にカレーライスは少々冷めていたが、猫舌のオレに取っては好都合
「んまっ!ここの食堂のカレー初めて食べたけど、美味いな」
ひとくち目を口に運ぶと手が止まらない。
「俺が直々に選んでやったんだ感謝しろ」
遅いからって勝手に選んだ癖に会長の【俺に感謝しろ】って態度が気に食わない💢
「チッ、トッピングくれたからってオレ許してねーから」
「キーっ」と、会長を睨みつけた。
「仲ええなぁ〜会長さんとー」
向井くんはその様子を見て「ニコニコ」していた。
!!
オレは突然思い出した。
「あっ!自己紹介まだだったよな、オレは佐久間だ」
「向井です。で隣は目黒な」
「・・・・・・」
目黒くんは無言でオレを見てくる。
「ごめんな、こいつ人見知りでな無口なん、でもいい子なんよ俺たち幼なじみでな」
「・・・・・・」
「こんばんは!よろしくな目黒くん」
手を差し出すと、「…よろしく」ほんの僅かに聞こえる位の小さな声を出して、オレの手を握ってくれた。
「おっ!珍しいやん俺以外にしゃべんの!」向井くんは、目黒くんに目を見開いて驚いていた。
会長が居なくなった後は、しばらく向井くんと話していた。
あれ以降は目黒くんは挨拶以外話せなかったけど
(-_-;)