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長ったらしい始業も終わって、待ちわびた放課後。”あの1年“をボコす時間。授業長かったなー…
取り敢えず、景気付けとして、自身の好物のいちごオレを買うことにした。
チャリッ
椿「えーと、いちごオレいちごオレ……どこだっ
ピッガコッ
椿「は?」
突然、飲み物を購入したと思われる音が廊下に響き渡る。あれ?俺ボタン押してないのになんで?
恐る恐る振り返ると、そこにはさっきの1年生がいた。
五条「椿パイセンあざ〜www」
さっきの1年、五条は、勝手に俺の金で買ったココアをブラブラと揺らして、こちらに見せつけていた。
椿「おい待てよ、俺の120円返せ」
五条「たかが120円如きでそんなに怒んなよwww更年期か?」
たかが120円?!120円で何ができるか知ってて言ってんのか!?
椿「あーこれだから金銭感覚ぶっ飛んでる金持ちボンボンはさぁ〜…」
五条「…ここでやるか?」
お、キレたキレた!こいつ、ボンボンって言葉に弱いみたいだな、
椿「あー良いとも!!」
今にも校内で喧嘩がおっぱじまりそうなその時、
夜蛾「良いともじゃねぇよ!!」
ゴツッゴツッ!
通りすがりの夜蛾先生のゲンコツを喰らう。
2人「いっ…つぅ〜〜…!!」
五条「何すんだこのクソジジイ!!」
椿「そうだそうだ!!」
夜蛾「…喧嘩は外でやれ。後で2人とも面談だからな。」
夜蛾先生はそう言い終わると、そそくさと職員室へ向かってしまった。
2人「あーだる!!」
2人「は?何だよ真似すんな」
2人「あ?」
椿「〜ッ…もう何だよ!!早く外でろ!!」
五条「お前が先に出ればいいだるぉ〜?!」
確かに
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椿「もういつでもかかってきていいぞ」
俺がそう言い放つと同時に、五条は俺の背後に回る。
うっわ、いつでもいいとは言ったけどこんなに速くかかってくるのかよ!!
防ぎ切れたとしても依然劣勢!!どうすれば…
考えに考え、椿は五条の手足を樹木で縛ることとした。
五条「ん…ふぅ!!」
嘘だろ?!樹木を純粋な力のみで引きちぎりやがった…!!
椿「ッあ゛…」
五条が樹木を引きちぎったことに驚いて声を出すと、その瞬間、椿の腹部に強烈な痛みが走る。
椿「ッ?…?!?」
五条「驚いたでしょ。無下限で強化したパンチだよ。そんなので怯んだの?」
椿「怯んでな、
バコッ…ドスッ…
夕焼けの真っ赤な空に、鈍い音が響き渡る。
椿「っあ゛ふッ…!?はっ、ふーっ……う゛ッ…!!」
やばいやばいやばい、こいつ力も呪力も強い、何とかして抜け出さないと…!!
五条「は?いやいや、逃がさないから。」
途端に両手首を片手で捕まれて、壁に押し付けられる。
メキッ
椿「…?!、?、??」
あれ、口塞がらなっ…てか、今の音やばくねぇか…?
五条「あー、意…___…だ?________…っちいなぁ…」
五条の声と姿がどんどんと遠くなっていく。あー、これダメだ…
バコッ
椿「はッ…あ゛くっ、〜〜〜ッ!!」
五条「お、戻ってきた?」
五条「ん〜、本当はもうちょっと殴り続けたいんだけど、お前弱いし細いから、このままだと死んじゃいそうなんだよね。」
五条「だから今なら、『雑魚なのに調子乗ってすみませんでした、悟様』って言えば許してやるよ」
え、こいつ何言ってんだ?
椿「はっ…は?誰がそんなこと言、
ゴリッ
五条が足を軽く上げると同時に、椿の下半身に刺激が訪れる。
椿「〜〜〜〜ッ?!♡」
こいつ、いつの間に股間に足入れてたんだ?!
五条「あれぇ?お前もしかしてイったのぉ?」
椿「ん゛ッ…イ゛ってな、ひッ?!///」
椿「ん゛はッ…///あ゛ぁ゛ッ♡ひう゛っ♡♡」
五条「早く言えよ〜…せぇ〜んぱい♡」
ゴリュッ♡
椿「あ゛、言うっ…///言う、がらぁ゛ッ!?♡」
クソッ…!股間攻めるとか卑怯だろ……!!
椿「ざ、ヒューッ…ザコなのにぃっ…///は、あ゛ッ?♡調子乗ってぇ…♡しゅみ゛ま…お゛ッ♡お゛ぅ゛っ♡♡…ぃま゛せんでしたぁっ…///」
五条「よく言えました♡」
椿「は、あふっ…///カヒュッ…ヒューッ…」
あ、ダメだこれ…意識持たない…
五条「あれぇ?またぃ…________…。」
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【作者から】
あれ?椿君生意気なこと言ってたのにどうしちゃったのかにゃ?!^^
次回!!【椿君、奴隷になる!!】
お楽しみに!