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皐月side
話し合いの結果2日間は遥の家になった。
桜「俺の家、ここなんだけど……。」
皐月『おおー!良いじゃん!俺こうゆうとこ好きだぞ!』
桜「ほ、ホントか!?こんななんも無いし……き……オンボロなのに?」
皐月『ん?でも遥が居るんだろ?関係ねぇよ、俺は遥の生活も知りたかったし!』
桜side
何で皐月はこうも真っ直ぐ向けるんだ…。
俺なら無理だ…、そもそも誰かを受け入れる事なんて……。
皐月『なぁなぁ!早く鍵開けてくれよ!』
桜「このアバート、ていうか、俺の部屋鍵壊れてっから入れるぞ。」
皐月『は、はぁ!?ダメだろ!!用心しなきゃ!!あ!俺の家に来る!?遥カッコイイし可愛いし美人だから俺心配だよ……。』
俺が……か、可愛い?美人?カッコイイ…?
皐月『あれ、遥また宇宙猫になってる?おーい、大丈夫かぁ?』
桜「か!可愛くもねぇし美人でもねぇ!!か、カッコよくもねぇだろ!!俺は、何も出来てない、誰の力にもなれてねぇ…。」
俺の話を聞いて皐月は急に黙って……。
皐月『…遥、何も出来てなかったらクラスの連中とも弱いとこ話せなかったよな?遥自身も弱いとこ…打ち明けたんだろ?』
桜「な、なんで知ってんだ…。」
皐月『俺こう見えても情報網広いんだぞ?それで、遥が悩んでる事も知ってるし、俺だって遥の為になりたい。』
真っ直ぐ俺の目を見る皐月から目が離せなくなって……。
桜「……、そ、そうだな。俺は何も出来なかった…。解決策も分からない…。」
皐月『なら!一応先輩として一言言わせてもらう!』
桜「でも、お前も…似た様なもんだろ…。」
皐月『うん、そうだよ、でもこの町と人と会って変わったんだ。考え方が。
俺はずっと1人でいいと思ってた、でもお前ら風鈴と出会って、獅子頭連と出会って……、間違いは周りの奴らの勝手な考えだって、風鈴は無いけど獅子頭連みたいな中坊を追いかけ回す奴らもいたし、まこち町でも理不尽で喧嘩起こすやつだっている。だからこそ、やれる事はやるんだ。俺が、遥が、手助け出来るように上手くサポートするんだ……。』
桜side
皐月がここまでできてるとは思わなかった……。
俺はまだまだ未熟なんだ……、俺は…俺はッ!
皐月『はいはい、考えるのはそこまで、どんだけ考えても答えが見つからないことだってある。』
桜「…ッ!は!話せって!」
皐月『嫌だ、遥が消えない様に押さてときたい…。俺のワガママ…、聞いてくれよ…?』
それから数分後皐月は寝た。
人の気持ちも知らないで……。
ボソッと……。
桜「……好きだ、皐月……、どうしたら俺を男としてみてくれるんだ……。」