「キヨくんっ!キヨくんっ!キヨくんはどっちが好き?」
「え〜…こっちかな。」
「じゃあこっちにしよ〜!」
フワフワとした栗色の髪の毛。シュッとした眉毛…あぁ…好きだ。全部好き。
「キヨくんどこ向いとるん?」
「え?いや…」
背が低い君がこちらを向いている。可愛い以外言葉が出ない。
「変なキヨくん…」
確かに変だ。レトさんが可愛いなんて自分でもビックリしてるわ。
「パンケーキ食べに行く?」
「え!?いいの?食べたいわ〜」
目を輝かせて言っている君は、本当に成人男性か?
「子供かよw」
「子供ちゃうし!ヾ(๑`Д´๑)ノ」
「www」
「笑うなぁっ!」
でもなぁ…
親友のままじゃないとね…
絶対にね…
カランカラン
「わぁ…なんかオシャレやね!」
「だな。」
「キャラメルホイップパンケーキください!」
「レトさん頼むの早くね?」
「だって早く食べたいもんっ!」
可愛い…あぁ辛い。
はい。キャラメルホイップパンケーキです。
「ありがとうございます!」
「1口いる?」
「うん。」
なんで?なんでこんなに期待してんの?なんで普通の事なのに照れてんの?
自分が馬鹿すぎる。夢ばっか見やがって…
「キヨくんってさ…」
「好きな人おるん?」
「居るよ。好きな人。」
「どんな人?」
「フワフワで、可愛くて、子供みたいな人。」
「ふーん。」
「レトさんもいるの?」
「居るよ!」
「どんなやつ?」
「奴ってなんだよwww」
「えっとね…その人は背が高くて、かっこよくて、まぁ叶わない恋してるけど」
「でもね〜ずっと好きなんだっ!」
「へぇ…」
「俺ね?好きな人、目の前にいるんだ。」
「え?」
「実はさ…」
「お、俺の目の前にも居るんよな…///」
「は、?」
END
どうでしたか?夜の10時に投稿しちゃいました(´>∀<`)ゝ
うへぇ(º﹃º )(早く寝ろ。)