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竜夜『とりあえず、俺の家に行くぞ……』

ゼクス『……ふぇッ…?』

僕が竜夜に何か言う前に、竜夜はテレーポトで僕を竜夜の家に連れてきた

ゼクス『なっ!保健室じゃないの?!』

竜夜『粥とか作るから』

竜夜は僕の横でいつもの通りパイプ煙草をくわえて火を付ける

竜夜『とりあえず寝てろ、粥でも作ってくる』

ゼクス『あ……うん……お願い……』

僕がベッドに潜り込んだのを確認すると竜夜は部屋から出ていった。


暫くすると竜夜が帰ってきた。

竜夜『ほら、食え』

ゼクス『う、うん……ありがと……』

僕は竜夜の作ってくれた粥をゆっくり口に運んだ。

ゼクス『ん…美味しい』

竜夜『ならよかった』

そういいながら竜夜は灰皿を自分に引き寄せた。

竜夜『とりあえず熱、計るぞ』

ゼクス『え……?』

僕が熱を出しても無理して学園来ていたことが竜夜にバレるかもしれない……そう僕は思った。竜夜は体温計を僕に脇に挟もうとしてくる。

ゼクス『い、良いってそんな……ッ僕元気だし………』

竜夜『ふーん……』

竜夜の手を払い除けて僕はそっぽを向いた、竜夜に怒られる事は覚悟していた、でも予想を上回ることが起きた。

竜夜『………ゼク』

ゼクス『………何?』

すると竜夜は僕の身体の上に乗ってきた

ゼクス『え…?!な、』

僕が驚く暇もなく、竜夜は僕の額に手を当てる

竜夜『……やっぱ熱あんじゃねーか……』

ゼクス『そ、そんな事………ッ』

竜夜『(´Д`)ハァ…』

すると竜夜はそのまま手を僕の頬に移動させた


画像

ゼクス『ひぁッ///////』

僕はくすぐったかった為、身をよじった、でも竜夜は動かなかった。

竜夜『………大人しくしてろ……』

竜夜は自分の額を僕の額に当てた

ゼクス『近ッ………//////』

竜夜『………静かにしろ』

竜夜は僕に口吻をする、僕は既に涙目になっていた。

ゼクス『ん……ッ///////』

僕は竜夜に抗おうと必死に身を捩る。

竜夜『………大人しくしてろよ………』

すると竜夜は僕の首を舐めてきた。

ゼクス『んぁッ////////』

ゼクス『( ゚д゚)ハッ!』

僕はハッとして、口を両手で押さえた。

竜夜『………どうした?』

ゼクス『うぅ………ッ/////』

この様な声を出すことは、僕にとって顔から火が出る程恥ずかしい、でも竜夜は僕の手を口から外した。

ゼクス『え?!///』

竜夜『……お前の声は綺麗だよ』

熱を出しただけのハズ……だった……

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