TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する

――同時刻、国会本部。


「…このデータは本物か?」

机に置いてある大量の資料の山。溜まりに溜まった仕事の証明であるそれらとは相反し、椅子にもたれ掛かって優雅に過ごしている。

彼はその紙束の中から一つの資料を見終わると、そう言ってこちらを向く。目は鋭くあり圧を掛けている様だけれど、やっぱりあまり怖くは感じない。

「えぇ勿論。そちらは本日の検証検査の結果です。」

私の隣に居た学園長は一歩彼に近付き、悠々とした態度でそう返答をする。

学園長の管理している学園。そこは政府にとって重要な人物が沢山所属していて、政府にとって特別である場所でもある。

特に今年、人が”特異な力”を持つかどうかを判別出来る装置が完成した事から、政府はその動きを隠す事無く行動をしている。

世界は海の様に深く、暗く。 - 北冷のある日の過去

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

19

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚