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第33話 現王代行の要請
ラズワルドに呼ばれたということで、理世とジェイドは彼の執務室に向かった。
部屋の中に入り、ラズワルドの前に並ぶ。
(そういえば、最初の検証の後もこうやって呼ばれたっけ……あれからもう一か月以上経ってるんだよなぁ)
理世が異世界人であることを説明し、管理すべきと主張したときのことを思い出していた。
「……」
ふと、ラズワルドが理世に視線を送っていることに気づく。
「あ、あの、やっぱり私は席を外した方が」
「必要ない」
「……ああ、いてもらって構わない」
「そ、そうですか……」
ジェイドの即答と、そんなジェイドをチラリと見てからのラズワルドの回答に、理世は何だか居心地の悪さを感じた。
(色々考えると、私ここにいるの変だと思うんだけどなぁ)
そんな言葉を飲み込み、理世はラズワルドから来るだろう話に集中することにした。
「どういった用件でし*******************
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