岩×深「ひとめぼれ」
inすの高校
俺達は、高校の同級生だった。
岩「ふっか〜」
深「ごめん、俺好きな人いるから、君の気持ちには答えられない、ごめん 」
岩「また、告白されたの?笑」
深「そうなんだよ〜」
岩「てか、好きな人いるんだ?」
深「あぁ〜まぁ、、」
岩「だれ?」
深「言わねぇよ笑」
岩「ちぇっ、つまんねぇの」
深「ひかるは?」
岩「俺?俺は、いるけど」
深「誰なんだよ 」
岩「教えないよ」
深「まぁ、ひかるもモテモテだもんね」
岩「いや、ふっかほどじゃないよ」
学校一なぜかモテる俺と、俺の唯一の親友ひかる。俺達は、高1の頃からずっと親友だ。大きな喧嘩をしたことがない。誰が見ても、俺達は親友だった。でも、
高2の文化祭。俺とひかるのクラスは、劇で「シンデレラ」をやることになった。俺がシンデレラで、ひかるが王子の役。
劇
岩「シンデレラ。俺と結婚してくれないか」
深「ええ、喜んで」
ナレーション「そして、シンデレラと王子は結ばれましたとさ」
観客「👏👏 👏」
それを機に俺はひかるを、恋愛的にひとめぼれしてしまった。
でも、俺は、想いを伝えられなかっ た。伝えることが出来なかった。ひかるは俺のことを、友達としてしか見てなかった。この関係を壊したくなくて、俺はずっと隣にいた。
岩「ふっか〜写真撮ろうぜ」
深「お、おん」
岩「てか、ふっかは、進路どうしたの?」
深「俺は会社員だよ?」
岩「そっか、俺も会社員」
深「お互い頑張ろうな」
岩「おんじゃあな 」
深「一緒に帰らねぇの?」
岩「あ、わりぃ俺彼女と帰るからさ、」
深「そっか、またな 」
岩「おん」
俺達はあっけなく、卒業を迎えることになった。 卒業してから、10年経ったが、ひかるとは連絡をしてない。だが、まだひかるのことが好きだった。ある日、ケータイに一通のメールが届いていた。
要件
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ひかるに久しぶりに会える嬉しさと、結婚しているのではないかと心配になっ た。
母に買ってもらったスーツを来て、会場に足を踏み入れた。
そこにいたのは、女性と組んだひかるの姿があった。