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手のひらサイズになってしまったイリア

イリア)んみゅ…

誰もいないオーターさんの部屋で私一人だけベッドの上でちっちゃくなってしまった

イリア)あ、ぇ…ど、どうしよ…

ベッドから降りようと思って下を覗くと普段ならそんなに高くないのに今の私から見たらものすごく高く降りようにも降りれずベッドの上でキョトンとするしか出来ず布団の上をふみふみするしかやることが無い…

イリア)んぅ…オーターしゃん…早く帰ってきてぇ…














数時間後

真夜中

イリア)スゥ…スゥ…

布団の上でグッスリ眠っているとガチャ…と扉の開く音がして起き上がりパタパタとしっぽを振って待っているとオーターさんが「イリア〜帰ったぞ」と声を聞き「オーターさん!オーターさん!」と声を上げるとオーターさんが寝室に入ってきて「悪い、また起こしたか?」と声を掛けていたが…私が見えてないないのか「イリア…?」と少し困惑した声を出した

イリア)オーターさん!こっち!布団!よく見て下さい!

腕をパタパタと動かすとオーターさんはそれに気づき「イリア…何だよな?」と言って手を差し出してきたのでその手によじ登る

イリア)イリアです!なんか朝起きたらちっちゃくて…買い物にも行けなくて……ごめんなさい…

オーターさんが差し出してる指に頭を擦り付けしっぽを振る

オーター)そうか…大丈夫だ、買い物に行かなくとも食材はあるからな、それよりも今はお前が優先だ、腹減ってるのか?

イリア)空いてるけど……オーターさんの方が大切です、早く寝てください私は……机の上にハンカチ3枚位置いてくれたら嬉しいです

にぱぁと笑顔を向けるとオーターさんが優しく頭を撫でてくれて「枕で寝たらいい、布団もちゃんと被ればいい」と言われオーターさんの枕に乗せられた

イリア)でも…

オーター)少し待ってろ、ぶどう持ってきてやるから

イリア)んにゅぅ……あーい!

暫く待っていると大きいぶどうを1粒持ってきたオーターさんが私にぶどうを渡して来た

イリア).*・゚(*º∀º*).゚・*.ぶどう大っきいです!

オーター)こうやって見ると本当に小さいな……

足をのびーっと伸ばしてぶどうを一口一口食べていく

イリア)んぅ〜♪普段なら簡単に食べれちゃうのに今だとお腹いっぱいになりますね♪

ハムスターみたいにアムアムと食べて行き大きいぶどうはまるっと無くなった

イリア)ケフッ…ご馳走様でした!

オーター)色々汚くなったな笑

イリア)だって大きいんですもん…

オーターさんが私の服を脱がせて来てハンカチで優しく包んでくれた

イリア)えへへぇ

オーター)ほら、今日はもう遅いから寝るよ

イリア)はぁい!

オーターさんの枕に寝っ転がりオーターさんも布団を被って2人して寝た


そして次の日には体は元通りになっており素っ裸で布団に包まれていた

全員を殺しかけた私と全員を助けたい私

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