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「…ふわぁぁ」

「ぱふぅ」

私は今、と〜っても暇である。

今関西の私立中学の入学式を

受けているところで、

気合の入った長ったらしい校長の

祝辞なるものを聞かされる暇という名の拷問を受けているのである。

ま、私は根が真面目だったりするので

ちゃんと聞いてやらなくもないのだが、

いかんせん、話が長いと結局何が言いたいのかが本当にわかりにくい。

終わったかと思って立ち上がる構えをとっても、それは具体例のまとめをしたに過ぎなくてほとほと落胆するのである。

(やさしいおじいちゃんボイスでそんな長い話は◯しに来とるよな)

この前、話が長過ぎてわかりにくい人は

馬鹿なんやって私のおじいちゃんが言ってた

つまり、その、校長でありながら馬鹿なん…か

(この学校終わったやん)

もう、聞いてもだいたいこれまで聞いてきた校長の話とそうそう変わらんと思って、人の観察を行うことにした

生徒多いなぁ

中高一貫で、高校からの編入もないため中高で生徒数の差はない。

だから中学にしては多くて、高校にしては少ない生徒数なんだろう。ま、どうでもいいや

「―――であります。以上を持って祝辞とさせ

ていただきます。」

( ゚д゚)ハッ!

「起立、礼、着席」

やっと…終わっだ

「次は、新入生の姿を―――」

ぬぉゎっ!?顔をうつ…せ…と?大画面に…?!

どんどん名前が呼ばれてマスクを取って立ち上がり大画面に生徒の顔が映されていく。

(芋しかいねぇな。私も人のこと言えないか)

私は5組の5番かなり後…覚悟は決まるだろう

(ちらほらちょっとかわええなと思う子もおったりするけど、男子はぱっとしないやつばっかり。まぁ大人しく生きようと思とったし。恋愛はもうええかな。)

とか諦めかけてたとき、自分の番が来た。

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