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記録物語-R.s.༗《レェズ》メリーさんの執事
《アカシックAワイル編》の続きでございます…
では、続きをご覧下さい。作者より
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「「 起きろ 」」
αメリー&奴隷少女 「いやぁぁぁ!』
……場面が狂う……
……αメリー?は、知らない場所にいた、 だが…不思議とコレは夢だと自覚していた。明晰夢[メイセキム]と呼ぶなのだろうか。…
隣には見知らぬ少女が底にいた、
その奴隷少女を乱暴に起こす大男がいた。
αメリー「あれ?皆んなは?」
奴隷少女「いや……」大男に引っ張られる
αメリー「あ、助けないと…」触れようとするがすり抜ける…
……奴隷少女が引っ張られると同時に、不思議とαメリーもついて行く……
行き着いた先は馬車の中だった、
奴隷少女「いや…いや……」
大男「まだ売れそうなレア物として生かしてやってるのによぉ…」大男はそう言い質素な芋を投げ入れる…
αメリー「この…」当たりもしない拳を大男に向けて何回も振り回す。
??「面白い事してるね…触れる事もできない残念な運命なのに」
αメリー「ん〜、お姉さん誰?何で逆さまで浮いてるの?何で夢の中なの?」
??「あら、若く見てくれてるのね…それに自覚もあるのね……」
イネス「教えてあげる……イネスって呼んだ方が気楽になるわよ」そう言いくるくると回る
αメリー「……イネス、あの子を助けられないの?…」
イネス「…既に決まった記憶をたどるだけの物語に助けを差し伸べるのね。……無理よ、決まった運命はそのまま進のよ」
〈ヒィィゥゥ〉馬の鳴き声が聞こえ
それと同時に馬車も倒れる……
〈グシャッ〉…
「起きて…起きて…」
αメリー「起きて…」…
……馬車は木と衝突し崩れて奴隷の子達もその衝撃で亡き者になった者や怪我を負った者が多数散らばっていた。…
奴隷少女「ハァハァハァ…ハッ……」物凄く取り乱し過呼吸をして、
奴隷少女「嫌ぁぁぁぁぁぁ!」叫ぶ。
……奴隷少女が見た先は、獣の様な体毛で体は熊の様に大きく棘の生えた尻尾に、身の毛もよだつ様な人面顔のマモノがいた……
大男「何だコイツ、熊でもねぇ…化け物がぁぁ!来るな!!…」猟銃を何発も撃つが弾が尽き大男は動けない奴隷を投げ出すが…
〈ガシャッ…〉
大男「死にたく……」…
……〈くちゃ〉……
奴隷少女「イッ…ゥゥ…」見た光景に吐く
人面魔獣「……ョ…ジ……」標的を変える…
奴隷の子「(……)…助けて…」足が馬車に挟まって動けないでいる
奴隷少女「あぁあ…ぁ…」
……〈…………〉……
イネス「…酷い運命よね……」
αメリー「………何で、見せるの…」
イネス「……君が、選ばれたからよ。だから、知る権利がある……」
奴隷少女「助け……」…走る…走る……
人面魔獣「…タァァァ…」
……突然、一線の閃光と共に人面魔獣を一瞬にして貫き倒し砂ほこりが舞う……
イネス「私は、運命の輪…イネス=テリア、君の運命の奴隷であり、私達の解読者アンデルセン、残された切り札だ…」
αメリー「運命のわ…」
……砂ほこりが止むと…人が立っていた、
αメリー「……あ、」…
?爻綺?「大丈夫?、……ごめんね」…
奴隷少女「あぁ…ぅ……」
「・・・そうだね…」
弍白「僕の名前、弍白[ツツクモ]深月[ミツキ]って言うんだ…聞き慣れない名前だけど外国からきたんだ。君は?名前ある?」不器用な笑顔でやわらげようと必死になる…
奴隷少女「……ね…ネメ…シス……フローレンで…です……」
……背後から神父らしき人がやってくる…
神父「深月さん…この有様は?」
…何処かで見覚えのある神父だ。……
αメリー「……知ってる人…」
イネス「そうね…」
……場面は進み…小さな町に……
αメリー「……知ってる場所…」
イネス「そうよね…」
……その場所は、昔のフィンロード、
……その人は、教会の神父と似ている……
イネス「あの子はここで育った…もう、記憶には無いと思うけどね……」
イネス「もうちょと、付き合ってくれる」
αメリー「……うん!」
「とっくの昔に若い頃の叔母さんと出会い、知らぬ内に貴方の両親にも、」
イネス「……でもね、全部忘れちゃう。」
αメリー「どうして?」
イネス「次元の狭間に落ちたからよ……君の知り合いで体験した人ならルーナと言う方かしらね…彼女は記憶はあったけども」
イネス「本来、強力な重力に飲まれて分子レベルまで引っ張られるの…人体の影響も大きい、だから記憶が吹き飛んじゃう」
イネス「本当はそれだけじゃないけど……皆んな…皆んな…ごめんなさい…」何かを小声で悔やみうつむく…
αメリー「……」…小さい頃のネメシスを目で追い見ている…
イネス「……次に行きましょう」
……αメリーは、イネスによって知る限りのマグナコアキューブと過去を、ほんの一部、一部だけを…見させられる……
…ある者は、知識欲を、
…ある者は、力を、
…ある者は、理想を、
…ある者は、温もりを、
…ある者は、高みを、
…ある者は、未知を探り、
…ある者は、世界をも、
…ある者は、未来を…求めて……
……αメリー、君には2人の願いが託されてる、私とあの子、本来の意味を…
……アンデルセンの2回目の死によって……
恐るだろう…でも、忘れないで、
(クレイナ)「次は貴方だけの番だ」
……α=メリー=クレイナちゃん、
アンデルセン『時間だ、来てくれて…』
「起きて…起きて…」
ティファレット「お願い!起きて!」
αメリー「ん!!」
……屋敷は火事になっていた……
ティファレット「良かった…」安堵[アンド]する。
αメリー「火事になってる…」
ティファレット「ごめんね……今の私じゃ力になれないの……ラブザビラヴドも…」
……遠くから声が聞こえてくる……
プーパー「お〜い!何処だー!」
ソフィア「何処にいるのー!」
オグリ「この!動けロボットがぁぁ!何処で故障したんだな!!」S-G-クローラのボックスをたたき振る。
…燃えさかる廊下の向こうから声が聞こえる。
ティファレット「ここよ!、火が強くて行こうにも行けそうにないの!」
αメリー「大丈夫…できる子だから」αメリーは何かを握りしめて…
ティファレット「え?なに?…」
〈ちゅっ〉ティファレットのほっぺに優しく慰めるかの様に軽くキスをする…
αメリー「行ってきます」走り出す。
ティファレット「!……あ、待って…」
〈ガシャ〉と天井の木屑が崩れる
……崩壊する壁から噛みつきあう狼姿のアンシェイドーとベア赤狼が暴れて出てくる…
爻綺「あ、ティファレット」空いた壁の穴から出てくる…
ティファレット「αメリーが!」そう言い方向を指で示して叫ぶ……
爻綺「え……アン シェイドー!頼む…少しだけ僕に身を委[ユダ]ねてくれ…」…
……アンシェイドーは爻綺の言葉を聞きベア赤狼から離れ自身の一部を黒い子鳥とし出すと意識が消え倒れる……
爻綺「行ってきて…」
……アンシェイドーはそのまま飛び向かう……
爻綺「ティファレットは先に」アンシェイドーの身体を操る…
……突然、ベア赤狼は崩れた木屑の所へと突っ込み壊して突き進む…αメリーが走って行った方向と同じ方へと……
ティファレット「行かなくちゃ…」走り出す…
爻綺「あの狼、まだあんなに…」
…\\\\\\\\\\\\\\…場面は進み…\\\\\\\\\\\\\\…
火の海と化した屋敷を走るαメリー、
……アン シェイドーが追いつきαメリーを火の粉から身を守り、
…アン シェイドーは火事で燃え上がった火柱を打ち消し道を作った、そこにすかさずαメリーは突っ走った。
αメリー「今、行くから…」
……たどり着いた先は見覚えのある部屋、
そこに居たのは、小さな椅子に子どもだ…
そして、近くには身の毛もたつ異様な姿になった悪魔…ジャン・ピエールがいた、
…なにやら人形に宿り…しがみついている様だ…何か叫んでいようだが聞こえない、
…αメリーはその子に近づこうと少しした瞬間に蒼く渦巻いた炎が……
αメリー「ラス…なの?…」
……1体の悪魔が目の前に、
ラス「………」…軽く微笑む……
ラス「……短剣を!」
辺りは火で見えずらかったが声が聞こえる、
瀧奈「ラス〜!受け取れー」
……ラスの手元に十字架の短剣(マグナコアキューブ)が渡されていた……
ジャン・ピェール〈させぬ…させぬ〜!〉
…αメリーの手元にも同じ短剣があった。
…ラスとαメリーの2人は椅子に座っている子どもに短剣を刺す……
?子ども『……」少し笑顔を見せ…
ラプラス『ありがとう…」礼を言う。
……子ども(ラプラス)は蒼い炎に包まれる。
ジャン・ピェール〈許さん…許さん……〉
…ジャン・ピエールはαメリーに向かい猛突進して来る……
ティファレット「αメリー!!」
…ジャン・ピエールは叫び声に気が行きティファレットの方へ行く……
ティファレット「え……」
ジャン・ピェール〈後悔しろ…後悔しやがれ〉
…禍々しい魔の狂気がティファレットに向けられる……
瀧奈「翠雲〜!」
…翠雲とアンシェイドー、2匹の小鳥が渦を巻く様にティファレットを守り、
瀧奈「地獄でゆっくり罪を償え…」
…そう言い瀧奈は、見覚えのある異様な品を取り出して、ジャン・ピエールに突き刺す。
ティファレット「危ない!」
瀧奈「…何だ、あの赤いの……」
……背後からベア赤狼が飛び出してくる…
が、ベア赤狼はジャン・ピエールに噛み付き引きずり喰らう…
ベア赤狼〈ウォォォああ〜!」
…2時?分、夜空が見える…
……悪魔、ジャン・ピエールは…空いた天井の夜空を見て消えて消滅して行く……
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……場面は変わり………
…数分前の出来事…
続ク→