作者「ひゃ〜!そろそろアカシックAワイル編も作品も、終盤に近づいてきました!正直、最初から最後まで読んでる猛者がいるか不思議なくらい長く感じる…(実際に2年〜経ってます)。ここまでアドリブ進んできて大変でしたが……さてと〜」
記録物語-R.s.༗《レェズ》メリーさんの執事
《アカシックAワイル編》の続きでございます…
では、続きをご覧下さい。作者より
……場面は変わり………
…数分前の出来事…
バベル「クソが……」
ラス「近づくのは無理そうですね」
……6体の石像達がバベルとラスの行手を邪魔をし、囲まれる……
バベル「……」
〈ズゴゴッ〉と地震の様な揺れと共に天井の一部が崩れる落ちる…
フロッティア「また新しい場所か?」
青い騎士「その様ですね」
……ぐらつく地面、そこから降りる2人…
バベル「避けろ!」
崩れた瓦礫から下敷きになっていたレプトの石像が起き上がり2人に剣を振り下ろす
ジャン・ピェール「よそ者が、散りなさい」
青い騎士「岩が動いてる」剣を構え、レプトの石像の岩剣を防ぐと、青い騎士の剣にぶつかった岩剣は砕け散る…
青い騎士「強く…重い一撃だった……ただそれだけの様ですね…」石像の胴体を狙い剣を大振りしレプトの石像を砕く…
〈ブシャー〉っとレプトの石像から血肉が勢いよく出てくる…
……青い騎士の背後にキアの石像とフルーの石像が迫り来るが、
フロッティア「C〜SAA(コルト・シングル・アクション・アーミー)…」…
……キアの石像とフルーの石像を撃ち抜く、
フロッティア「威力倍増済みだ…」…
……撃たれたキアの石像とフルーの石像は内側から爆発しレプトの石像と同様にでる…
フロッティア「2人とも……あ、外してやるからこっち来い」バベルとラスに言う。
……3体の石像は起き上がる、
ジャン・ピェール「厄介な客人…」少し、苛立ちを見せる…
バベル「……話がある…」…
フロッティア「なんだ?」2人を繋いでた鎖を外す…
ラス「…………」
……バベルは、2人の強さを見ても判断は変えずに最初の計画を言った……
フロッティア「…俺が回収役をしよう……だが、ここを抜け出すにも地上へ戻らないと…」
青い騎士「足止めくらい任せてください」
バベル「……ラス、援護を…」
ラス「わかりました…」…
ジャン・ピェール「お話は、終わりましたかな?」
バベル「随分と余裕だな…ジャン・ピエール、まぁ…事実か…」
バベル『4対7、人数的に不利だが…1番に嫌なモノは石像に肉付けされている事だが……何を仕込んでいるか…』少し考える。
フロッティア「おい、…行くぞ」
…そう言い、バベルと青い騎士を引っ張る
フロッティア「ゲートオープン!」目の前に別の場所に繋がる穴が出現し、それに入る。
フロッティア「行ってこい、ブラウ!バベルくん」
ジャン・ピェール「!、おや…背後からかと思いましたが…上から…」頭上を見る…
……青い騎士はそのままネビの石像に剣を叩きつけ顔面を砕き、勢いよく飛びガタの石像へと突撃し左足を崩す…
……フロッティアはそのまま6発6中と全ての石像の足や腕に当て爆発させ、着地する…
バベル「ジャン・ピエール!」
ジャン・ピェール「バベルお坊ちゃま」
……場面は地上に変わり……
モズク「……」焦っている…
モズク「!…!?……」何かを伝えようとアタフタとし伝える…
瀧奈「……ん?わかるか?」
異零「わかる?」
フェイリス「知るか!」
フディック「ご主人、このデスモスはかなり困ってるってさ」
プティ『ムムム…怪しい文字発見」何か棚の隅で見つける、
チャイ『見せて見せて」それを見に来る、
ニケィ『しろい来て、暗くて見えない」
シロィ『しろいって言うなにゃ…」棚の隅まできて白い毛並みが発光する。
フェイリス「お、シロィが光ってる…」
……少し騒がしくなる……
瀧奈「それにしても、何でここに飛ばしたんだろうか…」
異零「さぁ?…紙切れあるし、本あるし帰れるだろ……また…」勝手に持ち出した本を右手に掴んでいた…
フディック「ご主人、後でブランシュさんに本を勝手に持ち出したの誤りに行こう…」
……モズクはこのやり取りに少し困る
フェイリス「ひゃー!探索だ!異零も来いよ!未知だぜ〜」
瀧奈「あの子は一体何をして……って」
……見つけた隠し通路に吸い込まれるフェイリスの姿がみられる…ブログキャット達も同じく吸い込まれていた。
モズク「!!」何かに気づいたかの様に向かい吸い込まれに行く…
異零「フェイリス、僕も行く」
瀧奈「思ったんだが…あの子って、いつもあんな感じなのかな……」
フディック「ごめんね…」
瀧奈「いや、別に君が謝ることはないよ」
………隠し通路に入る、
瀧奈「……何があったし」
フディック「見た事ない奴いっぱい」
……周りには、
多分…異零とフェイリスがやったであろうデモンだったものが、ボコボコに叩き潰され…
その中の4体がバグって周りのデモンを無差別に巻き込んでいる。
フェイリス「ヤッタ↑ヤッタ↑」
異零「見てコレ、先に誰か来てほとんど全員ボコした」倒れたデモンを指差し言う…
瀧奈「何だろう…いや〜な感じがする」
……モズクがドアをこじ開けようと前足を動かしている…
プティ『お主の感は当たっとるかもぞ〜っと……モズクとやら、ここ開けるのかい?」転がりながらモズクの方へと来る…
モズク「♪」つぶらな瞳で瀧奈を見る…
瀧奈「うっ……モッコさんみたいな蟲人ならまだしも…リアル昆虫にされるとわ…」…
プティ『何言ってんだ?…はよ来い、主達を連れてな〜」
瀧奈「はいはい…」
……瀧奈は異零達を連れてくる、
……フェイリスに叩かれながら。
瀧奈「何で、……」
フェイリス「異零の1番は私だからな」
瀧奈「……」困る…
異零「ははは……」
……扉を開けると、
すごい風圧と焦げた臭い
扉が勢いよく開き〈ドン〉と鳴る。
異零「うわ…ビックリした」
瀧奈「……これ…急ごう、あの不自然な棺の地下に行こう」
異零「シロィ、灯りをお願い」
シロィ『まっかせなさい」白い毛が発光して暗い通路を明るくする…
瀧奈「鹿門文集、蜥鼗[シャクドウ]…」
フェイリス「あ、背負うか?」
フディック「ありがとう、お願い」
……フディックはフェイリスに背負ってもらい階段を降りる…瀧奈も運ぶのを手伝う…
……場面は地下に進み……
青い騎士「血も垂れずに動き続ける心臓……とても不気味ですね」
フロッティア「この遺体は回収したが、どうする?その心臓を入れるのか?」
バベル「入れる、どんな結果だろうと」
ラス「早くしてくださいね、貴方が頭を爆発させてから石像は動かないが……」…
……ラスの目には、
頭を無くしても動くジャン・ピエールの姿が見える、異質にも一歩一歩近づいてくる。
ジャン・ピェール「〈スホー〉…だ…ダメじゃないですか…確実にやらないと」ぐつぐつと、頭の半分が再生していく…
バベル「早く入れろ」
フロッティア「わかった、ゲート…」バベルから心臓を受け取りゲートを開き遺体の中に入れる…
ラス「バベル、奴は不死身なのですか?」
バベル「わからない…だがもし、あの石像がセプテム・ペッカータ・モルターリ、7つの罪源の悪魔だったモノなら…可能だろう。そうなると厄介だが…」
ラス「7つの罪源?」
バベル「少なくとも、ジャン・ピエールは、傲慢…嫉妬…怠惰…ではないが…」
〈ガタガタガタ〉と音がする
フロッティア「おい、これは正常と呼べないだろ…どうする…コレ…」
……遺体は痙攣しガタガタと凄い音を出して震えている、
バベル「何だ、起きろよ!震えてないで喋ってみせてくれよ!…」遺体に触れる…
ラス「……」
青い騎士「これ以上は近寄らせませんよ」
ジャン・ピェール「…先に言ったはずですよ、まだ…生贄が足りない事を…」完全に頭が治り、
倒れてた石像達も起き上がる……
ジャン・ピェール「この状態では維持が難しくなってしまいましたね……一度くっつけてしまったら取り外すのに大変なんですが」
フロッティア「ゲート、」遺体から心臓を取り出す
……すると、遺体と心臓から血が大量に噴出してまう、それに気づき心臓を戻す……
フロッティア「クソ……ゲートで一部を遅らせるしかないな…コレ」
バベル「仕込んだな……贄となれ供物となれ、ジャン・ピエール」
ジャン・ピェール「まだ慣れませんが、やらせてもらいますよ…。バベルお坊ちゃま」…
……石像の石部が剥がれ、動物や人間の血肉の間に、一種だけ別の何かが見える……
バベル「……こうも、愚かに…」
ジャン・ピェール「さぁ……」
ルキの権限獣〈『怠惰と慣れ果て』〉
……異質な黒い煙が口から吐かれる…
ガタの権限獣〈『色欲に堕ち果て』〉
……肉体からピンク色の煙が排出される…
バベル「吸うな…堕落し脳が堕ちるぞ…兄様がやってた戦意喪失方法だ」
フロッティア「密閉された空間で広範囲判定の奴を出してくるなんてクソゲーだな」
青い騎士「私の剣で、」
フロッティア「待て!風圧で煙を押し出そうとするな、逆に部屋中に広まってしまう…こう言った狭い部屋はそうなる…。昔いた場所だと爆破もされて嫌な気分に…」…
バベル「……爆発…」
フロッティア「ん…今は使うなよ、この煙が何なのかしらんが、粉塵爆発[フンジンバクハ]って言う科学爆発現象が起きるからな」
青い騎士「私が、どうにかしてみせます」
ラス「同行します…」
青い騎士「大丈夫なのですか?」
バベル「やめとけ、生物である以上は…」
ラス「おや、そう思われてたのですか……こう見えて、霊体よりなんですよ」
……そう言い青い騎士と並ぶ、
ラス「超越的存在の概念…未来予測」…
ラス「ラプラスの悪魔…」変身する…
フロッティア「全員!、念のためだ…簡単な濾過[ろか]方法だが……」魔術を使いマスク変わりの魔法陣が口元にはられる…
バベル「イライラしてて忘れる所だった」
……そう言い腕輪を出し、
バベル「ONオーダー スペーストレージ、ガスマスクを至急よこせ…」新型の腕輪を作動しスペースストレージから軽量型のガスマスクが出てくる、
バベル「チッ……個人用と予備用だけか、ラス!無くてもいいんだな?!」
ラス「えぇ…平気です」
バベル「受け取れ…」予備のガスマスクをフロッティアに渡す…
フロッティア「スー…ヨシ!」
〈ドスン…〉と青い騎士とレプトの権限獣がぶつかり合い押し合いになる…
レプトの権限獣〈『傲慢と屈強に』〉
……青い騎士が少しずつ押される。
青い騎士「急に力が強くなった」
キアの権限獣〈グァ 〉…
ネビの権限獣〈シャ 〉…
……2体の大きな口が青い騎士に素早く向かってくる…それを防ぐラス、だが、横からフルーの権限獣がラスを吹き飛ばす……
ラス「……1人で処理するのは疲れますね、鍛錬はしてたのですが…まだ遅れる」
〈バン!…バババババババ……〉と強化された弾丸のAK-47を連射するニュウベルフ、
ニュウベルフ 「マジで倒れねぇ…」
ジャン・ピェール「……あ〜服がボロボロに…」
……大きな石柱がジャン・ピエールを押し出し天井まで吹き飛ばす、
バベル「土属性魔法なら…何も…まだ問題ないだろう……」
ニュウベルフ「ナイスだ、……煙が充満してきてるな…もう危なそうだな」…
〈くちゃ…グッ〉嫌な音がする、
……アンデルセンの遺体に肉片がうごめき
ジャン・ピェール「返してもらいますよ」遺体を操り近くにいたフロッティアを動けなくする
ニュウベルフ「な…ぜだ…」『動けない…一種の催眠か?麻痺か?…』
バベル「動くな、」……
ジャン・ピェール「バベルお坊ちゃま……傷つけることは無理なんでしょ〜う」
バベルに近づき遺体を使って、 ひどいゲス顔をし脅す…
バベル「キサマァァ!」叫ぶが、
……ジャン・ピエールに腹を殴られる…
〈ガァァ〉と物凄い音がする…
……レプトの権限獣に壁へと押しつぶされた青い騎士、キアの権限獣とネビの権限獣に捕まり動けなくされるラス…
ジャン・ピェール「あ、そうでした……もう、私が主人になるので…」…ラスの方へと歩き振り向き、バベルの方を見て…
ジャン・ピェール「面倒な呼び方はやめですね、良い贄となってください…バ〜ベ〜ル〜」
…自身の肉体が復活し、ラスを掴み
ジャン・ピェール「私の為に、主人よ悪魔よ、糧となりなさい!」
…カーペットで見えていなかった所から大きな魔法陣が光り現れ、ジャン・ピエールとアンデルセン、ラスが混ざり合う…
……すると、6体の肉体から血が流れて全てジャン・ピエールに吸い込まれていく。
……6体の権限獣は動かなくなり、青い騎士は走り2人の所へ来る…
青い騎士「ごめんなさい、私が弱く守れなかったことに…もっと…」…
フロッティア「謝らなくていいブラウ…」体はまだ動かないが口を動かす、
フロッティア「君は頑張ってるんだから、それよりどうするかだ…」
……魔法陣の紋章から蒼い炎が燃え盛り、
一瞬の沈黙と火の輝きが絶頂し…。
ジャン・ピェール「実に良い!…見てください、新たな誕生だ!』
…どことなくラプラスの面影がある全く別の悪魔が生まれた。7つの罪源とラスを取り込み、その罪は頂点にただする…大罪だ。
……煙は晴れ、何も無い空間に1体の大悪魔、または…魔王に匹敵する慣れ果てた存在が立っていた。
バベル「見たくもない…モノを見せやがって」
ジャン・ピェール「いいんですか?その口で』
……瞬時に近づいてきたジャン・ピエールがバベルに大きな獣の爪を…
……その爪にチャイがぶつかり、大きな獣の爪はバグり簡単に粉砕させる。
異零「イレギュラーンスボム!」…
瀧奈「大丈夫か!…嫌な気配しかないんだがって!ボロボロじゃねぇか!」
……瀧奈達が到着くする…
バベル「タイミングが悪い奴だ…」
……まぁ…最初からか……
バベル「本気で手伝え!奴を倒すぞ!」
……怒りをあらわにして声をだす…
フェイリス「喧嘩じゃー!」
瀧奈「マジそうだな…」
異零「行くよ」右手を銃の様に似せて、
シロィ『シロィ!行きまーす!」
異零 達『イレギュラーンスボム!」…ジャン・ピエールにシロィを投球する。
……コウモリの様な翼で防がれるが、バグり崩壊させ吹き飛ばす…
ジャン・ピェール「!!……私の天敵』
フェイリス「異零!コレにも」
…少し短い剣に異零は触れる
フェイリス「2刀流〜ハハハ↑」叫び突撃する
……青い騎士とフェイリスが前戦する…
バベル「おい、そいつらは誰だ?」
瀧奈「仲間だ、完結に話すと…」
……瀧奈は今までの事を簡単に話す、
…別の世界、異様な事、ここにつくまでの出来事を言うと…バベルは理解する。…
バベル「……異零って言ったか、そいつの能力でラスを助ける事ができるか…」
瀧奈「ラスは何処にいるんだ?」
バベル「ジャン・ピエール、あの悪魔に取り込まれた……」指で示す
バベル「悪魔の儀式は対価と価値を保ち成立する……それならば、まだ可能性はある」
瀧奈「任せてくれ!魂を分裂させるさせれば良いんだろ?小生も力になれるさ」
…瀧奈は辺りを見渡し異零の方へ向かう。
バベル「任せた……」
バベル「兄様達の分も……」
……意思を持って髪をかき上げ走りだす。
バベル『兄様が残した最後を……』
続く!→
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