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甘えること苦手なの可愛すぎる...!!!!左手もっと頼れよ右手と千トに 全然大丈夫ですよ!待ってる時も左手受けでにまにましてましたから!!
流石末っ子愛されてるね! 次は仁雷は最高
わー…😭僕の大好きな♡♡♡男子パロ… 左手君可愛すぎる…こんな可愛い20歳児って存在したんですね…😇
⚠️注意⚠️
左手君が生理男子
左手君が少し弱ってる
右手君が運転できる設定
月に一度1週間。事務所では左手が最優先になる。
左手「……はよ」
千ト「おはよ〜!!って左手君顔色凄いよ?!?」
右手「あぁ……薬と飲み物を用意しておきます。その間に着替えてきては?」
左手「ん、兄貴」
右手「はいはい、ズボンなら勝手にどうぞ」
左手「さんきゅ……」
千ト「ぼ、僕ブランケット取ってくるね!!」
会話を聞いて察した方も多いだろう。左手が最優先となるのは左手が生理男子だからだ。左手は中でもかなり重い方で血が漏れてしまうこともしばしば……その為、生理中は右手の黒のズボンを借りている。
左手「はぁ゛~…ぃってぇ……」
千ト「左手君大丈夫?」
左手「これが大丈夫に見えるか?」
千ト「だよね…薬とブランケット持ってきたよ」
左手「お〜…さんきゅ」
右手「今日は依頼が1件……どうしますか?」
左手「行くよ 作れる貸しは作っておかねぇと損だしな」
右手「そうですか、わかりました。ですが無理はしないで下さいね。貴方前それで倒れたんですから…」
千ト「そうだよ左手君!!左手君が倒れた時僕……!!」
左手「…へいへい、わぁ〜ってるよ」
ついこの前左手は犯人を追いかけ激しい運動をしたせいで倒れたことがあった。倒れた直後の千トの様子を思い出し左手は少し反省しながら返事を返す。
右手「……本当ですね?」
左手「まじまじ…つーか依頼の時間までには薬効いてるだろ」
千ト「だとしても!!ちょっとでも辛かったら言ってね?絶対だよ!!」
左手「わかったわかった、それより早く飯食おーぜ俺腹減った」
右手「それもそうですね…」
そうして3人は食卓へ向かった。
左手「んで千トはなんで腰にしがみついてんだよ」
千ト「こうしてたら暖かいかなって思って!!今日はずっとこのままにしてる!!」
左手「ありがてぇけど1日中これは勘弁して」
そして依頼中。依頼は順調に進んでいた。
千ト「種明かしの時間です」
千トが常套句を言い放ち淡々と事件を解決していく。 いつもより数段低い声を発する千トの顔は大人びていて年相応な振る舞いだ。
犯人「チッ、くそ、!!クソがァ゛!!!!」
左手「!!」
突然走って逃げ出した犯人を左手が追いかける。
右手「ッ?!左手貴方!!」
左手「薬も飲んだし大丈夫だ」
右手が心配の声を上げるが左手は一言そう言って走っていってしまった。
千ト「薬飲んだからって無理しないでって言ったのに……大丈夫かなぁ…」
右手「何も無いといいのですが…とりあえず私も協力してきます千トはここで少し待っていてください」
千ト「うん…え、僕1人?!そんなの無理だよォ!!」
右手も行ってしまった1人の空間で千トはそう叫んだのあった。
その頃左手は…
左手(この土地変に入り組んでっから追い付けねぇ、…)
犯人「うぉッ?!」
そんなことを考えながら目の前の犯人に集中していると間抜けな声を出して犯人が転ける。
左手「はッ、つーかまえたっ」
犯人「ッ!!やめろッ゛!!!!くるな゛!!!!」
左手「ッつめたッ?!」
前へ立つと犯人が外に付いている水道から伸びたホースを持ち出し水をかけてくる。4月上旬、暖かくなっては来るが寒い日はとことん寒いそんな時期。運悪く寒かった今日は水に触れれば冷たい空気に晒され指先が悴む温度だった。
右手「ッ!!」
右手「捕まえました」
犯人「はッ?!お前どこから…!!」
右手「そんなのどうでも良いんです 大人しく捕まってください」
犯人の背後から接近し右手は犯人を拘束した。
数秒後右手と同じように警察が来た。流石に犯人も諦めたのかその頃にはすっかり大人しくなり黙ってパトカーに乗っていった。 そんな中、左手は犯人のことを気にする余裕もなく…
左手「……」
左手(やべ、体冷えて腹痛くなってきた)
己の腹痛と戦っていた。腹をさすり眉をしかめる。
右手「左手大丈夫ですか…って貴方ずぶ濡れじゃないですか?!」
左手「さっきぶっかけられたんだよ…」
右手「体が冷えては…」
左手「大丈夫だから、早く千トのとこ行かねぇと千トが泣くぜ?」
左手(まだ耐えれるしな…)
右手「ですが…」
左手「いいって、ほら早く行くぞ」
右手「…はい」
そうして歩き始めて5分左手の腹痛は酷くなる一方だった。伴って頭痛や腰痛も存在を主張しはじめていた。痛すぎるあまり肩で呼吸している。
左手「ッはぁ、」
左手(クソいてぇ…)
千トのいる場所へ着けば千トが2人を目掛け走ってくる。
千ト「良かった2人とも……て左手君びちょびちょ!!大丈夫?……左手君?」
俯いている左手の顔を覗き込み千トが名前を呼ぶ。
左手(ここでまた倒れたら…千トが泣くよな………)
そう考えたあと千トの言葉が脳をよぎる
『だとしても!!ちょっとでも辛かったら言ってね?絶対だよ!!』
左手(ちょっとくらい頼ってやるか…)
表面ではそんな事を考えるが心の奥底ではきっとこの2人なら助けてくれるという確信を持っていたのだろう。
左手「、ぁ…ッやっぱ、腹いてぇ……」
右手「やっぱり、だからさっき…」
千ト「右手君お説教はあとにしてまずはあっためてあげよう」
右手「ッ!!そう、ですね…」
千ト「右手君はすぐ帰れるように車取ってきてくれる?」
右手「分かりました」
左手「はッ、、さむい……」
千ト「左手君、これ羽織って」
そう言って千トが自身の上着を左手の肩にかける。左手は痛みに耐えるように千トの上着を力強く握った。
左手「ふぅ、…はっ、はッ」
千ト「大丈夫だよ、すぐ楽になるからね」
千トの手が左手の薄い腹を撫でる。
左手「ん………、ふぅ」
左手(千トの手あったけ……)
少しマシになってきた寒気と腹痛に少し気が緩む。だが、少しマシになったと言うだけで顔を顰めて唸り声をあげるほど痛い。
左手「うぅ゛…はぁ」
右手「来ました……が動けそうにないですね」
そう言うと右手が左手に背中を向けてしゃがむ。
左手「…ぁ?なに…」
右手「?歩けないんでしょう乗ってください」
左手「は?兄貴濡れんぞ」
右手「…はぁ……」
千ト「左手君、まずは自分の心配をしなよ…」
右手「そんなに嫌ならこうしましょうか」
すると右手が左手の脇下と膝裏に腕を入れ持ち上げる。俗に言う姫抱きだ。
左手「はッ?!ちょ、おろせっ ぃ゛てッ」
右手「動いたら悪化しますよ 大人しくしててください。」
左手「…///」
20歳になって姫抱きをされるのが恥ずかしく左手は少し耳を赤くした。車に着くまで、右手の体温と鼓動と規則的に揺れる体が心地良く左手は夢の中に何度も落ちそうになってしまった。そんな左手を気遣ってか2人の声量はいつもより控えめで落ち着いた声だった。
車につき、千トと左手は後部座席へ右手は運転席に座った。
千ト「左手君、眠いでしょ?寄りかかっていいよ」
左手「……ありがと」
眠気で朦朧としている頭はいつもより左手を素直にさせた。左手のくせっ毛でふわふわな頭が千トの肩に乗る。いつも守っている人に頼っている、そんなすこしの悔しさと心地良さと気恥しさを含めて
左手(頼りない肩だな…)
と頭の中で悪態をついた。
それから数十分。千トの肩にあったはずの左手の頭は膝上へ移動していた。
千ト「左手君の髪の毛ふわふわ…可愛いなぁ」
右手「ふふ、︎︎ ︎︎ ︎︎"︎︎私の︎︎ ︎︎ ︎︎"︎︎弟ですからね」
千ト「なんで右手君がドヤ顔なの…」
千ト「……ねぇ右手君」
右手「なんですか千ト」
千ト「左手君、今日も無理してたね」
右手「…そうですね」
千ト「………」
そんなに頼りないかな、千トがそう口にする前に右手が口を開いた。
右手「ですが、今回は言うタイミングが遅かったと言うだけで自分の口から言ってくれました」
千ト「!!」
右手「前までの左手なら…倒れるまで無理していたでしょう。」
右手「そう考えれば成長したのでは?」
千ト「そうだね……!!でも!!直ぐに言わなかったのはお説教しないと!!」
右手「そうですね、あと千ト声が大きいですよ左手が起きてしまいます」
千ト「はっ!、ごめんね…」
口を抑えそう言う千トをバックミラー越しに見つめる。
右手「…」
右手(昔はお互いしか頼ることが出来なかったのに、いつの間にかこんな近くに頼れる人ができたんですね )
少し寂しげにでも優しい顔でそんなことを考えるのであった。
後日。
千ト「左手君。僕たちがなんで怒ってるか……分かるよね?」
左手「…はい」
千ト「少しでも辛かったら言ってねってちゃんと言ったよね?」
左手「…言ってました」
千ト「はぁ……左手君はもっと人に甘えたり頼ることを覚えないとだよ!!」
右手「ごもっともです」
左手「さーせん」
千ト「てことで今週1週間は僕と右手君が全力で甘やかすから!!」
左手「……は?」
右手「これを気に少しずつ慣れていってくださいね♡」
この後1週間、左手は常にどろっどろに甘やかされて生理が終わった日には一晩中甘々セックスをしたらしい……
左手「頼むからこれ以上甘やかしに来んな!!」
下書きが6つあって絶望しているカワノハシです😇
今回は私の願望と妄想のハッピーセットでしたが……いかがでしたでしょうか!!生理男子大好きです!!
話は変わりますがリクエストの仁雷明日には出します……!!3ヶ月も待たせてしまって本当にすみません…🥲🥲