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???「ねぇ〜ここに届け物来なかった?」???「届け物ですか?」

???「来なかったぜ?」

???「あんたなんか頼んだの?」

???「雨花がここを届け物の指定場所にするのは珍しいな」


ここは、生徒会室。「雨花」は「橙」、「桃時」、「兎白」、「瑠璃人」に届け物が来ていないか聴いたのだった。


雨花「いや学校で使うからここに来た方が便利なんだよね〜」

橙「そうなんですね」

雨花「もうすぐ来ると想うんだけど……」

桃時「宅配で来るんじゃないの?何でもうすぐ来るなんて分かるのよ」

雨花「ん?宅配っちゃ宅配だけど、ただの宅配じゃないよ〜……あっ来る」

瑠璃人「は?来るっt」


ピッッッッカーン!!!!!!


兎白「な、何だ?」

橙「何事です?!」

桃時「凄まじい光だったわ……」

瑠璃人「光もそうだけど音もびっくりしたぜ……」

雨花「おぉ!!来た来た!!わたしの届け物……」


「「エメラルドちゃん!!!!」」


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橙「エメラルドちゃん?」

桃時「何よそれ?」

雨花「えっとねぇ。翡翠先生って覚えてる?」

兎白「あぁ、あの薄い鎧の先生か」

瑠璃人「あのハチャメチャクッキング先生か」

雨花「そうそう。その先生と連絡取り合ってるんだよね〜実は」

桃時「何で連絡取ってるのよ」

雨花「面白い先生だし、あっちから連絡先交換しようって言われたから」

橙「翡翠先生って確か西洋の姉妹校の先生ですよね?」

兎白「だから天使の力を借りてこの生徒会室に、届け物をしたのか」

桃時「それでこの届け物と何の関係があるのよ」

雨花「このエメラルドちゃんは、対猫又兵器になるのだ!」


雨花はドヤさァといった顔をしている。


橙「猫又って……」

桃時「あいつの事ね」

兎白「本当に苦手なんだな」

瑠璃人「どういう対策なんだ?」

雨花「じゃあ包み開けるね」


雨花は包みを開けると、中から……


「た、」


「「大砲!?!?」」


雨花「えっへん!!」


中から出てきたのは、大砲だった。


雨花「あっメモも付いてる……なになに……」


『大きい方のエメラルドちゃんの副産物として、小さいエメラルドちゃんも作っておいた。活用してくれ』


雨花「なるなる〜了解〜」

桃時「何が「なるなる〜」よ!大砲なんてあの猫又以外にも被害が出るじゃない!!」

橙「何やってるんです?!」

雨花「ちっちっち。この大砲はそんじょそこらの大砲とは違うのだよ」

瑠璃人「どんな大砲なんだよ?」

兎白「気になるな」

雨花「エメラルドちゃんは……」


「「シュールストレミングをぶっぱなす大砲なのだ!!!!」」


橙・桃時・瑠璃人「あぁ……」


橙、桃時、瑠璃人は、化茶にご愁傷さまと心の中で合掌した。


兎白「シュールストレミングって……確か世界一臭い食べ物じゃなかったか?」

雨花「そうだよん!これをあいつの顔にぶっぱなして、臭さで退治するっていう方法!」

橙「絶対この部屋でやらないで下さいね」

桃時「後片付けはあんたと化茶でやってよね」

雨花「へいへい!!了解!!」


「じゃあ早速化茶を倒しに」


雨花「体育館へGO♪」


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橙「何で体育館なんです?」

雨花「広い場所の方が使いやすいじゃん!」

桃時「アタシたちは見学してるわ」

瑠璃人「程々にな〜」

兎白「あまり無理はするなよ」

雨花「ほいほい〜」

???「お前からアタイを呼ぶなんて珍しいな〜愛の告白でもしてくれるのかぁ?」

雨花「来たな」


雨花たちの目の前に「化茶」が現れた。


化茶「何だ何だ?そのちゃっちそうな大砲は?」

雨花「ちゃっちくなんてないことをここで証明する。お前に決闘を申し込む」

化茶「いいぞ。ぞくぞくするなぁ!お前が後悔する姿……想像するだけで堪らねぇ……ひひっ」

雨花「行くぞ!!!!」

化茶「さぁドンと来い!!」

橙「なんか真面目ぶってますけど……」

桃時「ただの雨花のやる仕返しの話よね」

瑠璃人「そんなに難しい話じゃないよな」

兎白「あの二人は真剣にやってるみたいだぞ?」


よーいファイっ


化茶「(さぁ、アタイ相手なら普通に玉を撃ってくる可能性もあるが、もっと激しい攻撃をしてくる可能性もあるな……さぁどうなる……!?)」

雨花「行くぞ!!はっ!!」


ヒューーンベチャ


化茶「ぬっふぉ!!!!」

雨花「よし命中!さすが翡翠先生!!」

桃時「今でかつてない間抜けな声が出たわね」

瑠璃人「写真撮っとこ」


化茶はシュールストレミングで目が潰され、パニック状態になっている。


化茶「あ、あめ……く、くっさ!!!!信じられないくらい……くっせぇ!!雨花……お前……お前……」

雨花「……これはね!」


「「「エ」ネルギッシュで

「メ」カ的な

「ラ」ッシュができる

「ル」ールを吹っ飛ばす

「ド」ん天を貫く大砲なのだよ!!」」


瑠璃人「あっ翡翠先生の名前から取った訳じゃないのか」

雨花「充填完了。もう一発……」

化茶「お前……」

兎白「雨花!逃げた方が良いんじゃ……」

化茶「…………!」


「「最高だな!!!!」」


橙・桃時・兎白・瑠璃人「え?・は?・あ?」

雨花「何を言ってる?」

化茶「まさかこんなものを玉にしてぶち込んでくるなんて思いもしないぜ〜アタイ雨花のことますます気に入ったにゃ〜ゴロゴロ」


「よし」


そういうと、化茶はブルブルブルと体を揺らし、シュールストレミングを取った。その時、近くにいた橙たちに……


橙・桃時「…………」

兎白「付いてしまったな」

瑠璃人「ぎゃあ!オレの制服がぁ!!」


シュールストレミングが付いてしまった。


橙「雨花さん」

桃時「まだ小さい方の大砲残ってたわよね」

雨花「え?そうだね」

橙・桃時「私たちも参加します・アタシたちも参加するわ!!!!」

瑠璃人「うわぁ」

兎白「橙と桃時のヒートアップスイッチを押してしまったみたいだな」

雨花「もうみんなシュールストレミングまみれなんだし、みんなで撃ち合おうよ!」

瑠璃人「おぉ!いいぜ!」

兎白「俺もやろう」


そこからはシュールストレミングで、お互いを撃ち合い、体育館中がシュールストレミングで染められた。その後、先生たちが来る前に雨花たちは退散し、残った化茶が掃除することとなった。


化茶「ふざけるにゃ〜!!!!でも雨花はきゃわ♡」

雨花「キモ」

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