❤️「だいぶお困りだね」
ある時声をかけてくれたのは、俺のことを何でも知ってる幼馴染の涼太。
💙「やっぱりわかっちゃう?」
❤️「そろそろかなって」
そう、この自信喪失は定期的に波がやって来る。そして涼太が気付いていつも声をかけてくれる。
💙「こんな事まで受け身だから阿部ちゃんに好きって言えないのかなー」
1人で何もできなくて手を差し伸べてもらわないと動けない自分が嫌になる。
💙「雑誌とかでさ、阿部ちゃんがめめとか佐久間と撮ってると絵になりすぎてて落ち込むもん。カップルってこうだよなって」
❤️「まぁ、そうだね」
そんな事ないよと言われたくないけど、肯定されてもグサッと来るジレンマ。
❤️「少なくとも阿部はそう思ってないと俺は思うよ、翔太の惚気は聞かされるけど愚痴は聞いたことない」
💙「幼馴染だから遠慮してるのかも」
❤️「阿部は賢いけど、そういう使い分けをするような小賢しい人じゃないでしょ」
💙「それはそうだけど…」
結局、自分がちゃんと言えないのを阿部ちゃんがどこかで不満に思ってることにして責任転嫁したいだけなのはわかってる。
❤️「阿部はそのままの翔太が好きで一緒にいるんじゃないかな」
💙「ん〜」
前はそのフォローで安心してたけど、さすがに最近は本当に俺はこのままで良いのかと思ってしまう。
悩んで、悩んで、悩みすぎてついに夢でふられて泣いた。
コメント
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照れ屋がいいんだよ、もう💙