テラーノベル
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ピーチヒップピンク岡崎さんごめんね。
「太智~!仁人今度事務所来るって!」
「知ってる~勇斗ほんとに社長に直談判したの?」
「勿論!あの時撮ってた映像みせて仁人のいいとこめっちゃ言って、一回合えばわかるから!ってごり押しした」
「すご…相変わらずの行動力……ねえ、勇斗って仁人の事どう思ってるん?」
あの日から勇斗は事あるごとに仁人の話題を出しては楽しそうに話しているのを見かける。
俺としては勇斗も、もしかして仁人の事を恋愛的に好きなのでは…?ライバル…?なんて内心ひやひやしている。
「仁人の事?そりゃ好きだよ!あの歌声に結構さっぱりした性格も好きだし、何より顔が良い。皆気づいてなかったけど仁人かなりイケメンだよ。あの黒縁の眼鏡ともさもさした前髪でわかりにくいけどね」
「え、勇斗が言うほど…?確かに目大きいし色白やけど…」
「仁人は絶対アイドル向いてると思うんだけどな~~一緒にアイドルしてーなーー」
「…仁人とアイドル……できたらすごい楽しいやろうな……ゴホン!えっと、とにかく勇斗は仁人の事仲間としての好きってことで良い!?れ、恋愛やないよね?!」
「…うん。太智は仁人の事好きなんだろ?」
「え!?なんで…!?」
「太智すっげえわかりやすいよ。仁人と会ったくらいからすごい楽しそうだったし」
「俺、そんな顔に出てた…?うわぁ恥ずかしい……」
勇斗が気づいているなら柔太朗や舜太も気づいてるかな…柔はありそう…舜太は…どうなんだろ…
まあ、もともと隠すつもりもなかったし、いいか!
「とにかく俺めーーっちゃ応援してるから!!俺にできることなら協力するし」
「勇斗、ありがとう…!!その、それでさ、早速なんやけど…今度仁人と遊びに行くんよ。それで仁人めっちゃインドアらしくてインドアの人でも楽しく過ごせる場所とか知っとる?」
「あー、それなら…」
そうして俺たちはスマホを片手にあーでもない、こーでもないとまるで学生のような気持ちで予定を組んでいく。ところどころ勇斗からアドバイスをもらいながら場所をピックアップしていっていると、ピピピ…とアラームの音が響いた。
「えっ、もうこんな時間!?ごめん勇斗!俺もういかんとあかんわ!」
「おお、もうこんな時間たってたのか。なんか楽しくてあっという間だったな」
「ほんまありがと~!!今度なんかおごる!!」
「ははっ、太智がおごってくれるなんて明日は槍でも降るかなー」
「失礼やんなー!それじゃあいくわ!またね!」
「気ぃ付けてなー」
太智が去った後の静かになった空間で俺は両手で顔を押さえながら天井を見上げる。太智には気づかれてなかっただろうか。動揺が顔に出てなかっただろうか。
「はー…太智のあんな顔見たら俺も好きだって言えねえだろ……初めての一目ぼれだったんだけどなぁ~……太智、頑張れよ」
コメント
2件
うわぁ、、…✨️!! 人生で見た塩レモンの物語で一番大好きです!!! 良かったら続き待ってます✨️💕