テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
48
2,150
バドエンの世界線。
17話 『命運。』、最初より。
こちらは、もしもの世界線となっております。
もしも、ということをお忘れなく。
それでは、いってらっしゃい。
先生
「藍さんのご家族の方ですか…?」
🍍
「あ…」
🍵
「はい。」
先生
「ならお伝えします。藍さんは____」
先生
「あと数時間で亡くなります。」
医者から、衝撃の事実を伝えられ、思わず動揺する。
🍍
「っ、そんな!!」
🍵
「助かる方法はないんですか!?」
先生
「それが…思ったより傷が深く…手術で補えないレベルになっていまして…
申し訳ありません。これは、我々の技術不足です。」
🍵
「いや…」
🍍
「…せめて、残りの数時間一緒にいることはできますか。」
先生
「はい。可能です。ただ、喋りかけるだけになるかと思いますが…」
🍍
「それで大丈夫です。」
🍍
「藍。あと…数時間しか生きられないって。
まだ…藍はしたいこといっぱい、あったはずなのにな。
……つくづく、神様って残酷だよな。
藍は、もっと幸せに、なるはずだったのに、!」
ボロボロと涙を零す🍍を、抱きかかえる🍵。
🍵
「ひまちゃん、泣かないであげて?藍〃が起きたときに、困っちゃう。」
🍍
「っ、そういう翠茅だって泣いてるじゃねーか。」
🍵
「ッ…」
🦈
「翠茅くん!」
👑
「すっちー!どういうこと…?」
🦈
「藍くんがもうすぐ…死んじゃうなんて。」
🍵
「…小雨ちゃん、みこちゃん。」
🍍
「藍は……犯人に包丁を刺されたんだ。」
👑
「えっ………」
🍵
「なんとか手術したらしいけど、傷が深かったって…」
🦈
「、そんな!藍くんは…最強なんじゃないの!?自分でッ…言ってたじゃん!!」
🍵
「………。」
🍍
「…、入間は…?」
🦈
「、まだ…」
📢
「小雨!美琴!」
👑
「あ、入間くん…」
📢
「ハァ…ハァ……。翠茅、藍が…死ぬかもしれないって、本当か?」
🍵
「…うん。可能性、と言っていたけど…数時間で、藍〃は亡くなる。」
📢
「っ、そんな!」
🦈
「…入間くん、藍〃と喋らなくていい…?」
📢
「え…?」
👑
「…、俺らはもう、喋ったから。」
🍵
「え…?小雨ちゃん、みこちゃん…?」
🦈
「いいの。入間くんが、喋らなくちゃ、どうするの。(ボソッ」
📢
「…じゃ、お言葉に甘えて。」
みんなが病室を後にする。
📢
「…藍、もうすぐ…お前、死ぬんだって。
…実感沸かないよ。あんだけ元気で、最強で…
…かわいい藍が。死ぬだなんて。」
少しの間を置いてから、言う。
📢
「藍。生きてくれなんて…言わない。でも、最期に…言葉くらい、欲しいな…?」
滅多にしないおねだりをしてみた。
ま、起きるわけないだろうけど……。
🌸
「…いいよ。」
📢
「え……??」
🌸
「……もうすぐ、だめみたいなんだぁ!この身体。」
📢
「っ………。」
🌸
「だから、一言だけ。」
🌸
「入間!こちらこそ好きだったよ!
だから…生きて?俺の分まで。」
📢
「っ…!!」
🌸
「ほら、泣かないの。最期まで、笑顔でいて?」
📢
「、うん…!」
🌸は…本人通り、一言だけ言って、そのまま星になっていった。
いつの間にか押されていたナースコールに、医者が駆けつける。
先生
「っ、だめです。」
🦈
「…そんな。」
🍵
「……藍〃…。…お空でも、元気でね?」
👑
「上から…見守っててや。」
🍍
「泣いてたら…許さねぇからな。」
誰も、泣かなかった。いや、泣くのを我慢していた。
🌸がそう望んだのなら、俺らは最後くらいまで笑顔でいなきゃ。
🌸が空に行ってからちょうど一年が経った。
今日、俺は🌸の墓参りに行っている。
📢
「藍。お前がいなくなってから…もう、一年も経ったよ。
時の流れって、速いよなw
…お前がいなくても、なんとかやっていけてる。
翠茅は…相変わらず美琴とイチャイチャして…花屋してるよ。
那津は…今、大学の試験頑張ってるらしい。
小雨と美琴は…大学受験頑張ってるよ。2人とも、勉強めっちゃ苦手でさ…翠茅と那津に教えてもらってるよ。
なぁ、藍。その場に…お前もいたらよかったのにな。
まだ…俺は、未練タラタラだよ。…いつまでも…
弱いまま。藍みたいに…強くなりたかったな。
…こんな弱々じゃ、藍に心配されちゃうかもなw
…また、藍に甘えたいな………。」
風が吹き、桜の花びらが1枚、散っていくのだった。
コメント
2件
こっちはこっちで泣ける… バドエンも好きかも… 申し訳ない(((((