ちょいとギャグ調
たくぱんside
やっとゆーまくんを手に入れられた
ぎゅっと抱きしめればプルプルと震えていてまるで小動物みたいで可愛い
恐る恐るといった様子で俺の背に腕を回してくれた
かわいいなぁ、怯えながらもちゃんと好意には好意で返してくれる優しさ、大好きだよ
たく「…ずっと一緒だからね」
小さく囁くとゆーまくんの肩がビクリと震える
それっきり反応がなくなったから少し不安に思って顔を覗くと
その顔は恍惚としていて瞳は穴が空いているように真っ暗だった
狂気すら感じるのその顔に、すこし怖くなり、離れようとするが、枷で繋がれたゆーまくんの腕からは逃げ出せなかった
ゆー「本当に…ずっと一緒ですか…?」
たく「‥ぅえッ?‥う、うん…勿論…」
少し怪しかったが、俺を受け入れてくれるみたいだしまぁいいや
ゆー「忘れないでくださいよ?その言葉」
たく「…へぇッ?」
そのまま押され、ゆーまくんに押し倒される形になってしまった
背に枷の鎖が当たって少し痛い
それよりもゆーまくんの顔が近くて緊張してしまう
本当に顔がいい…なんて考えていたら不意に口を塞がれてしまった
そう、いわゆる接吻…キスだ
いきなりの状況に焦ってしまう
だけど息もどんどんできなくなってきて、眼の前と頭がくらくらしてきた
薄い割に固い胸板を叩いて抗議すると、やっと口を離してくれた
たく「っは…な、にッ…!?」
ゆー「こんなんでへばっちゃうんですか?初心ですねぇ‥」
ほんっとかわいい…
笑いながら言うゆーまくんはまるで虎視眈々とこの瞬間を待ち望んでいたかのよう
そう思えば今までの思わせぶりな態度も理解ができる
最初っからこれが狙いだったのか
嵌められてしまった
ゆー「それにチョロい、キスしただけでこんなに集中を削げるんですから」
そういうゆーまの手枷は外れていて、手にはポケットに入れていた鍵
いつの間にと急いで取り返そうと手を伸ばすと、俺の手首に枷がかけられた
ゆー「有効活用、させてもらいますね」
そう暗い笑みをたたえながら俺ににじり寄ってくる
ゆー「逃げないでくださいよ?ずっと一緒って言ったのは、貴方なんですから」
もしかして俺‥やばいの引っ掛けちゃったかも…
コメント
3件
好 " き " ぃ " ッッ !!! 上手すぎる 🥹 💕 やっぱ 好 き 。書き方 、進め方全部すきだよおお 🫶️💗 大好きぃぃ 💓💞