テラーノベル
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N「え、えっと…!ここがスワロウテイルのお家…ですか??」
S「せやで〜!(…お家…言い方かわええなぁ…)さ、中入りや、!」
N「は、はい!」
S「恵美〜、健三〜!お客さんきたで〜!」
M K「…(そんなこと言わなくても分かるのに…)」
M「今日は来てくれてありがとう、僕はスワロウテイルの探偵の恵美まどか、」
S「俺はスワロウテイルの記録者の踏分誠一やで、よろしくな!」
K「同じく、スワロウテイルの記録者、神柴健三です」
N「探偵?レコーダー?なんかかっこいい!✨」
M「それじゃあ、君も自己紹介…お願いできるかな?」
N「はい!…大島希美…7歳です!」
S「元気があってええなぁ〜」
K「…そう、ですね…(どうしても妹のことを思い浮かべてしまう…)」
S「健三??」
K「いえ、お構いなく…希美さん、なぜ…私たちに依頼を?」
N「…スワロウテイルって…なんでもできちゃうんですよね!?」
K「えぇ、まどかさんにかかればなんでも…!」
M「ちょっと健三…落ち着いてよ、」
K「はっ…!…失礼、…えぇ、なんでも解決できますよ、」
健三はそういうとニコッと笑う
S「確か、俺らにしてきたお願い事は『お兄ちゃんを探して欲しい』やったな?」
誠一は幼い子でもわかりやすい口調で問う、
N「うん…!お兄ちゃん…“赤い場所“に行ってから…帰ってこなくなっちゃって……」
M K「!!?」
S「赤い場所?」
相変わらず鈍感なんだなと思いながらまどかは問う
M「その赤い場所って、どんな感じだったか、覚えてる?」
N「えーっと…なんか…すっごく暑くって…後、なんか変な匂いがした…!」
M「……(やっぱりそうか…)」
S「…もしや、かz…んぐっ!」
K「誠一くん、それ以上行ったら処しますよ?」
S「怖いて!!」
K「はぁ……全く…」
N「しょ…す?」
M「希美ちゃんはまだ覚えなくてもいい言葉だから気にしないで?」
N「はーい、……あっ!あそこにあるお花きれ〜!✨ねぇ!見てもいい!?」
S「ええで〜!ほな、一緒に行こか!」
N「うん!!」
K「ふぅ……」
M「ほんっと、誠一って鈍感だよね〜」
K「おっしゃる通りです…なぜ赤い場所で“火に関する何か“というのがわからないのか…」
M「……健三、大丈夫?」
K「……大丈夫かと言われると…少し…」
M「…健三が決めていいんだよ?」
K「何を…ですか?」
M「僕はさっき、『健三が一番解決したいだろうから』って言っちゃったけど…」
K「…私は……」
きっと、これ以上この事件に関わったら、自分は壊れてしまうかもしれない
でも、
K「………解決、したいです…もう、逃げたくないので……」
M「…そっか、健三は…強いね、」
K「え?」
M「ううん、なんでもない、それより…さっき希美ちゃんが言ってたことなんだけど…」
K「…『すごく暑い』『変な匂い』…間違いなく、1週間前に起こった“爆破テロ“と関係しているでしょう…」
M「やっぱり、健三もそう思った?」
K「はい…以前、このニュースについてみたのですが…『軽傷者45名 重症者31名 死亡者23名』…と書かれていて…」
M「……この日は平日の夜だったから人が少なかったんだろう…だから、この事件を起こした犯人は…」
K「“希美さんのお兄さんと何かしら関係のある人がしたこと“…ですね?」
M「そう、さっすが健三、」
K「恐れ入ります…では、希美さんに1週間前、何をしていたか、聞いてみましょうか…」
K「希美さん……おや、その可愛らしいお花の冠は?」
N「誠一お兄ちゃんが作ってくれたの!」
K「おや誠一くん、そんなことができたのですね…」
S「まぁ、元フローリストやからな…これくらいはできんと…!」
K「希美さん、一つ聞いてもいいですか?」
N「…??なーに?健三お兄ちゃん!」
K「先週、あなたは何をしていましたか?」
N「せんしゅー?せんしゅーはね!家族でお出かけに行ってたの!」
M「…そっか、その場所は分かるかな?」
N「えーっと…いつもおじさんがマジックをしているところの近くのお店だよ!」
K「……(やっぱり…)」
N「お兄ちゃんとよく見に行ってたんだ!お兄ちゃんもマジック上手だったから!」
M「そうなんだね、ありがとう(有力な情報を手に入れられたな…)」
N「ねぇ誠一お兄ちゃん!このお花の冠の作り方、教えて!」
S「別にええけど…(恵美はどないするんや…?)」
M「希美ちゃん、今日は一回お家に帰ってくれないかな?」
N「えー!?」
M「僕たち、やることができちゃったから…お花の冠はまた明日でもいいかな?」
N「…お兄ちゃんを見つけてくれるなら……」
M「……偉いね、」
K「では、私がお送りします…希美さん、お家まで案内をしてもらっても?」
N「うん!じゃあ誠一お兄ちゃんとまどかお兄ちゃん!また明日ね!」
M「うん、またね…(まどかお兄ちゃん……)」
S「ま、またな〜!(まどかお兄ちゃんて……)」((笑いを堪えてる
健三と希美が出て行った後…
M「…ねぇ、誠一…」
S「なんや?恵美、」
M「健三の過去の話…聞いてくれない?」
S「健三の過去??」
M「うん、実は……」
こちらの物語も出すのが遅くなってしまいすみませんでした…!!
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