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今晩は。

黒留です。

地雷様は別の作品へ…

其れではどうぞ。


______________________


「矢張りまだマフィアなんじゃないのか。」


「え。」

と、思わず溢して否定する。

「そんな訳ないじゃないか…!」

そう。そんな訳ないのだ。私は彼に云われてマフィアを抜けた。彼が言っていた、佳い人間に成る為に。今更戻ろうとも思わない。然し、つい此方も焦ってしまい言い合いになる。

「お前のその狡猾さならそんな事だって容易く出来るだろう…!」

「どうしてそんな事を…ッ」

「お前なら演りかねない…!」

「そんなの単なる偏見と同じじゃあないか!」

「今回のお前を見ていたら疑わざるを得ないんだ…!」

「なっ…!」


「二人共落ち着け。」

その言い合いに乱歩さんが間に割って入った。

「…太宰には一週間、敦達との同居か、謹慎にしたい。」

「………。」

「社長には話を通してある。決めるのは…



______太宰自身だ。



「え…」

「乱歩さん、それは…!」

「幾ら妾でも賛成しかねるよ。乱歩さん。」

皆が口々に反対し、騒々しくなり始めた。乱歩さんはそれを暫く聞いてから、口を開いた。

「聞け。」

その場が静まり返った。全員が乱歩さんに注目する。

「決めるのは太宰だが、それなりに行動は制限する。」

「約束事、ですか。」

「そうだ。一週間の間に自殺をする様なら、暫く隔離だ。」


それを踏まえた上で考えろ。と一言。

私は迷っていた。敦君に迷惑は掛けられない。でも、国木田君達からすれば其れが正解なのだ。

自分の意見か。周りの意見か。

「…自宅で謹慎します。」

「…判った。」


帰り際。

怖くて振り返りもしなかった。

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