人間………同じことを繰り返していく動物である。殺人、誘拐、窃盗、そして戦争。
今まで世界では数知れずの戦争が起こった。世界をも巻き込む戦争までもが。
ローマ帝国、ビザンツ帝国、マケドニア王国、オスマン帝国、オーストリア・ハンガリー帝国、大英帝国、ドイツ第三帝国、大日本帝国、中華民国、アメリカ合衆国。
戦争を主導していくのは大国でしかなかった。第一次世界対戦、第二次世界対戦。
戦争の恨みが戦争を生む。戦争の時の価値など人間は兵士じゃなければ家畜である。
「死ね」兵士が言う。「やめろ」民が言う。敗戦も戦勝も、結局国土が人民が灰色と
なるのだ。戦争は道連れだ。無意識にトップ達は自滅の道、または共に苦しませようと動きに動き回るのだ。中央同盟、大東亜共栄圏、枢軸国。敗北してきた同盟である
そして新たなストーリーが始まったのだ………
2956年。ここまでの世界で変化があった。朝鮮半島統一、中華モンゴル戦争によるモンゴル全土併合、チェコ統一戦争によるチェコスロヴァキア復活、ドイツのファシズム党復活、日本の天皇主義復興。このぐらいのことが起きた。
そして火蓋は………北米であった。
アメリカ合衆国に2956年、「ルーベンス大統領」が現れた。
極端な人種差別により、独立運動の激しさが増したのである。
東西南北にアメリカは別れてしまったのだ。
東の「アメリカ合衆国」、西の「アメリカ連合国」、南の「アメリカ社会主義人民共和国」北の「アメリカ帝国」………地獄だ。
そして新たな地獄が復活した。ロシア連邦は「ソビエト連邦」えと名前を変えたのだ。東はファシズム、西は民主主義、南は社会主義、北もファシズムである。
大戦争が起きたのだ。さて、ここでは統一までをお話ししよう。
そして、いくつかの戦地を紹介しましょうか。
2956年7月21日
~合衆国首都ワシントン~
合衆国兵士1「こちら、116連隊B群1隊長です!」
合衆国司令官「こちら本部司令官、どうした?」
合衆国兵士1「現在、防衛は巧くいっており、敵の被害は27000、こちらは5000です!しかし、弾薬が少々少なくなってきており早めに補給をお願いします!」
合衆国司令官「了解、出来る限りの援軍と弾薬をしこたま送ろう」
合衆国兵士1「ありがとうございまっ………」
ドガァァァンッ!
合衆国司令官「何があった!?」
合衆国兵士1「まだ何があったかは不明です!機構師団でも追加されてのでしょうか?」
合衆国兵士2「隊長、報告です!」
合衆国兵士1「どうした?特に報告することなど………」
合衆国兵士2「連合軍が謎の兵器を使っておりまして!」
合衆国兵士1「(そんなので慌てるか?)」
合衆国兵士2「砲の大きさが21cmを越えているとのことです!」
合衆国兵士1「はぁっ!?」
合衆国司令官「おい、その大きさは戦艦の副砲レベルだぞ!」
合衆国司令官「ッチ!仕方がない、直ぐ様私達本隊が向かう!せめてもの願いだ!耐えてくれ!」
………その後8月1日、ワシントンが陥落した。そして、合衆国は降伏したのだ。
その後民主主義のアメリカ連合国が内戦に勝利したのだ。
これを境目に、領土での戦いが増えたのだ。