テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
41
5
あれから――
三人で行動することが増え、
気づけば、
“親友”と呼んでもいいくらいの関係になっていた。
──────────────
部活帰り。
💙「あー!!腹減ったー!」
💜「はいはいw 」
💜「ひかる、何食べたい?」
💙「おい、なんでひかるに聞くんだよ」
💙「どうせ甘いもんしか出てこねえぞ」
💛「ちゃんと皆さんに合わせますって!w」
💙「“皆さん”ってなんだよw」
💜「まだ敬語なんだよなー」
三人で笑いながら歩く帰り道。
そんな時間が、当たり前になっていた。
──────────────
やがて分かれ道。
💙「じゃ、またなー!」
渡辺が手を振って先に帰っていく。
💜「ばいばーい」
💛「ありがとうございましたー!」
その場に残ったのは、二人だけ。
少しだけ静かになる空気。
💜「なぁ、ひかる」
💛「はい?」
💜「敬語、そろそろいいだろ」
💛「え……」
💜「友達なんだしさ」
一瞬の沈黙。
ひかるは少しだけ目を逸らして――
照れたように、うつむいた。
💛「……ありがと」
小さな声。
💜(……やば)
💜(なに今、かわいすぎんだろ)
ふっと空気がやわらぐ。
そのとき――
💛「あ」
💜「ん?」
ひかるが一歩近づく。
💛「前に殴られたとこ」
💛「だいぶ薄くなってきたね」
そう言って、
そっと手を伸ばす。
💜「……」
口元に触れるか触れないかの距離。
💛「よかった」
柔らかく笑う。
💜(……これは、ずるい)
思わず目を逸らしながらも――
💜「なぁ、ひかる」
💛「ん?」
💜「今度さ」
💜「二人で、どっか行かね?」
少しだけ、強がるように笑う。
💛「……え」
驚いた顔。
でもそのあと――
少しだけ、嬉しそうに目を細めた。
つづく。