※表記 アメリカ→米 カナダ→加
米「カナダがぁ、カナダが怖いぃ!」ガタガタ
加「誤解だから!誤解だから!」
米「カナダに犯されるぅ!」ブルブル
加「やめて!」
加「ご、誤解なんだよ!」
米「そうなのか……?」
加「うん」
米「じゃああの本、お前のじゃねぇの?」
加「いや、それはまぁ、 僕のなんだけど……」
米「犯されるぅ! カナダに犯されるぅ!」ガタガタ
加「ち、違うのぉ!」
米「あの、お前も年頃だから、そういう事に興味を持つ事自体は全然否定しない」ビクビク
加「……うん」
米「そういう本を読んだりして見たくなる事も、全然悪い事だとは思わねぇし……」ブルブル
加「……あの、兄さん」
米「な、何だよ!?」ビクゥッ
加「な、なんで距離とってるの?」
米「怖いもん!犯されるもん!」ガタガタ
加「やめて!」
米「超マニアックな方法で犯されるもん!」
加「しないよそんなの!」
米「親父が使ってるベッドに寝かされて
『昔、父さんとしてたのを 思い出すでしょ……?』とか言われながら犯されるもん!」
加「その話地雷だからやめて!かなりショックだったからやめて!」
米「なんか兄弟相姦特有のマニアックな言葉責めとかするつもりだろ!」
加「しないよ!やめて!」
米「『兄さんの直腸(ナカ)に挿れるからね!』とか言いながら犯すつもりだろ!」
加「抜粋やめて!音読やめて!」
米「カナダがマニアックな言葉責めを身につけてるぅぅ……!」
米「とにかく、そういうマニアックなプレイしようとしてるんだよな……?」
加「違うから!そういうんじゃないから!」
米「さ、さらにマニアックな……?」
加「違うよ!ていうかさっき兄さんが言ったみたいのは兄弟相姦ものでは全然マニアックの範疇じゃないよ!」
米「……は?」
加「……あ」
米「……あ、あれくらいは、基本なんだな?」
加「なんでもない!さっきのなんでもない!」
米「正直さっきのでもかなりエグいところ抜粋したつもりだったんだが……」
加「聞いて!さっきのは間違いだから!」
米「もうあれくらいじゃ、満足できないのか……?」
加「やめて!」
米「カナダがどんどん遠くに行く……」
加「遠くに行ってるのは兄さんだよ……
物理的に距離とってるじゃん……」
米「だ、だって犯されるだろ……」
加「しないよ!」
米「俺が悪かったのか……?
知らず知らずの内に、お前に寂しい思いを
させてたのかもな……」
加「やめて!重い感じにしないで!
だから勘違いなんだって!」
米「じゃ、じゃあ面と向かって言ってくれ……」
加「何を?」
米「『僕は自分の兄を犯したいと思っていないし、思ったこともありません』って」
加「何その宣言!?」
米「言わなきゃ信用できない!獣と共に同じ家にはいられねぇんだよ!」
加「ケモノとか言わないで!」
米「と、とにかく言ってもらえれば、安心できるかもしれないから……な?」
加「……うーん……」
米「や、やっぱり虚偽の申告はできないか?」ビクビク
加「虚偽じゃないから!」
米「いいんだよ!俺はお前を嘘つきにしたいわけじゃないんだから!」
加「その感じやめて!」
米「お前にその場限りの嘘をつかせるくらいなら、俺、カナダの嗜好と向き合うから!」
加「言うから!言うから重い感じやめて!」
加「え、な、なんだっけ……『僕は』……」
米「『僕は自分の兄を犯したいと 思っていないし』
加「そ、そうだね。
『僕は自分の兄を』……」
米「……ど、どうかしたか?」ビクビク
加「あ、あのー、一応、一応確認ね?」
米「な、何だ?」
加「こ、この『犯す』の範囲って……?」
米「!!」
加「い、一応だよ!!」
米「そ、それはつまり範囲によっては……」
加「一応だって!意外と二人の間で食い違ってるかもしれないじゃん!」
米「範囲によってはありえるってことか?」
加「いやだからその確認!」
米「そ、そうだな。お前の基準はちょっと
アレだもんな」
加「アレとかやめて」
加「えーと、じゃぁちょっとずつ確認してこう?」
米「あ、あぁ。ここでの『犯す』の範囲が広ければ広いほど、その……」
加「……うん」
米「お前がさっきの宣誓をできなくなる可能性が上がるわけだな」
加「いやまぁ多分ていうか絶対大丈夫だけどね!!」
米「そうだよな!」
加「えー、じゃあ『犯す』の基準決めスタート!」
米「まずは『キス』!」
加「えッ!?」
米「はッ!?」
加「ストップで! 一旦ストップで!」
米「怖い怖い怖い怖い!!」
加「違うって! 普通にするじゃん!
キスってするじゃん! 兄弟で!」
米「しないしないしない怖い怖い怖い」
加「僕がするかどうかじゃないよ!?
一般的にだよ!? 一般的な基準として、
兄弟でキスはセーフだよ!」
米「しねぇよぉ……」
加「アレだよ? キスって唇同士の奴だよ?『下半身同士で』とかそういうんじゃないよ? そのつもりで僕はOKにしたんだよ?」
米「当たり前だろ……ていうか今言った方OKにしてたら本当に絶縁してたぞ……」
米「じゃあ、キスが基準だと アウト? なんだよな ? 言わなくていいが」
加(心底屈辱的……)
米「うーん……もう、聞くぞ……
ど、どこをラインにしたらさっきの宣言できるんだ?」
加「……えー?」
米「か、カナダが決めてくれていい。それを聞いて対処するから」
加「……う、ん・・・…」
加「……」
米「……」ドキドキ
加「……あの」
米「ひっ!?」ビクゥッ
加「そ、そこまで怯えなくても!」
米「ご、ごめんな? 驚いただけだから。ごめんな?犯すなよ?」
加「やめて!」
米「……ていうか、これ長考した時点で相当ヤバ……」
加「言うから!今すぐ言うから!」
米「え、えーと……」
米「言っていいぜ!ドンと!」
加「えーと……」
米「もう驚かないから!」
加「えー……多分、何をラインにしても、その、無理……」
米「え」
加「あの、だって、したいし……」
母「うわああああああやっぱガチじゃねぇかぁぁぁぁ!!!」
加「ご、ごめんねぇぇぇぇ! でもしたいんだもんーーー!!」
米「最初ので合ってただろ!! 最初のリアクションでむしろ正解だよ!!!!」
加「ごめんなさい!本当にごめんなさい! でもさっきの言葉責めとかめっちゃしたい です!」
米「それは聞いてないだろぉぉぉ!!
怖い怖い怖いぃぃぃ!!」
加「し、静かにしてよぉ!!犯すよッ!?」
米「め、めっちゃ本性出してるぅぅぅぅ!!!」
米「親父の寝室プレイは?」
加「基本」
米「腸内と書いて?」
加「ナカ」
米「背徳感は?」
加「正義」
米「怖い!!カナダが怖い!」
加「う、うるさい! 下着口に詰めるよ!?」
米「何だよそれ!?」
加「よくあるんだよ!」
米「よくあるんだ!?」
加「色々装着したまま国連総会来させたりしたい!」
米「何急に!?」
加「ご、ごめん、もう我慢しなくていいと思ったら願望出ちゃった」
米「怖い! そんなことを内に秘めてたとか怖い!」
加「日米外交で日本と話してる時にリモコンでいじりたい!」
米「やめて怖い!」
加「こういう時日本は兄さんをひたすら褒める!」
米「細かな設定とか怖い!」
加「うわあああ願望出るぅぅぅ!!」
米「落ち着け! もうやめろ!」
加「他の家族に見られない家の死角でキスしたい!」
加「five eyesの連絡網回すため電話してる後ろから胸揉みたい!」
加「家族風呂入りたい!」
米「最後のは普通のこと言ってるはずなのに怖い!」
加「そういうことだから!よ、よろしくね!」
米「何をヨロシクするんだ?」
加「……じゃ、じゃぁ僕寝るから!もう寝るから!」
米「このタイミングで引き上げられるとより怖い!
ていうかなにをヨロシクすればいい?」
加「お休みなさい!」ダッ
米「はぁ……絶対明日から何か仕掛けてくる……」
米「マジでヤダ…本当に怖い……」
米「なんであんな本見つけたんだ……」
米「他の家族にはなんて言うか……いや、言えねぇよな……こんな稀有な悩み……」
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米「お、よっしゃ親父のエロ本見っけた! 勝手に読んでやーろおっと!!」
米「……ん?」
おしまい
コメント
5件
続きが気になるー!!!
ん?無限ループ?wwwもしもイギリスの本が親×息子てきな奴だったら同じことになる説?www
コメント 、 失礼します ! テンション 好みすぎて 思わず 笑ってしまい ました ( 笑 ) 是非 続きが 見たいです ♪