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俺は早朝に目を覚ました。
カーテンの隙間から差し込む朝の光が俺の顔を優しく照らす。
起き上がるとまだら少し寝ぼけた頭をさすりながらシャワーを浴びに行く。水の冷たさが心地よく、俺は一日のスタートを切る準備をする。そしてシャワーを終え、カジュアルなスーツを身に包む。
出勤の準備をしているとリビングから、甘い香りが漂って来る。 俺の恋人、谷島健太がキッチンで朝食を作っているのだ。
谷島「おはよ!直人!ご飯出来てるで!」
霧島「お、そうか。ありがとう。」
俺は谷島の作ってくれた朝食を頬張る。味はどれも美味しくて箸が進む。大量にあったが直ぐに食べ終わってしまった。まだ出勤に、時間のあった俺はベランダに出て煙草を吸う
谷島「直人、今日も仕事頑張れよ。」
霧島「ああ、お前も頑張れよ。」
チュッ(*´(〃 )…玄関で別れのキスをする
笑顔で仕事に行く谷島に手を振り、俺も靴を履いてネクタイを絞め、仕事に行った。
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会社での一日は、目まぐるしく過ぎていく。クールに仕事をこなして行く俺。だが頭の中は谷島の事ばかり。今何してるんだろうとかこの仕事が終わったら一緒に帰ろうとか…。
そんなこんなで、仕事が終わって谷島が働く
花屋に向かう。 中に入ると花のいい匂いが、漂っている。ふと、目の前を見ると忙しそうに働いている谷島の姿が。
霧島「よ、谷島。頑張ってるか?」
谷島「はい!勿論!って…直人!」
まだ店内に、客がいると言うのに谷島は俺に抱き着いて来た。
霧島「おま…まだ仕事中だろ…。」
谷島「あ、そうやった。直ぐ終わるよ!」
霧島「おう、待ってるよ。」
谷島「ごめんなぁ、待っててな。」
どうやらまだ仕事は終わっていなかったようだ。俺は店の外で終わるのを待つ事にした。そして数分後───。
ウィィンと店の扉が開き、谷島が出てきた。
眠っている俺の肩を叩き、俺は目を覚ます。
霧島「ん…ああ。終わったのか?」
谷島「おう!帰ろうや!」
霧島「なあ、今日は食べに行かないか?」
谷島「食べに?外食って事か?」
霧島「おう。レストラン行こうぜ。」
谷島「ああ!行く!行こうぜ!」
俺は谷島と手を繋ぎながらレストランに向かった。中に入るととても美味しそうな料理が目に付き、お腹が鳴ってしまう。
霧島「よし、食べようか。」
谷島「うん!お腹空いた!」
その後、お腹いっぱいになるまで食べて家に帰った。久しぶりに谷島と外で食べるのは、とても楽しくて美味しかった。
霧島「おやすみ、谷島。」
谷島「もう寝るんか?おやすみ。」
霧島「まぁ…明日も早いからな。」
谷島「そうかぁ…今日楽しかったな。」
霧島「そうだな。大満足だ。」
谷島「俺も!おやすみ、直人。」
谷島が俺の頬にキスをする。布団に潜り、今日はそのまま眠ってしまった。