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別に良いのだ!
仲が深まると怖いよ??
【その次の週雪子は弓子と約束した野原に行きました。】
雪子「弓子ちゃーん」
弓子「あ!来てくれたんだね。」
雪子「?」「当然でしょ?」
弓子「いや、当然じゃないの私はミステリアスで不気味って思う人が多いんだって。あの黒いチューリップのように」
雪子「私はミステリアスな人素敵だと思うよ!」
弓子「本当!」
雪子「うん。」
弓子「よかった〜じゃあずっと一緒にいられるね!」
雪子「😅」
弓子「そういえば、私達お互いの家族のこと知らないよね。」
雪子「確かに。」
弓子「私は、お母さんと一緒に住んでて。」
雪子「お父さんは?」
弓子「私が1歳のときにお母さんと別れたの。」
雪子「私も1歳のときにお父さんとお母さんが別れたの。」
弓子「顔は覚えてないんだけど」「自分は黒いチューリップが大好きなの私と同じように、みんな離れてくから。」
雪子「みんなひどいね。」
弓子「雪子ちゃんは、私から離れていかないよね?」
雪子「う…うんそうだね!」
弓子「そうだ!お母さんの名前はね竹草ミオって名前なの!」「可愛い名前でしょ!」
雪子「え…!私の別れたお母さんも同じ名前だよ。」「なんて漢字書くの?」
弓子「竹に草とカタカナのミオ!」「私のお母さんが言ってたんだけど、私は双子らしいんだけどもうひとりの子はお父さんのところにいるって。」
雪子「そのことをお父さんに話して良い?」
弓子「別にいいけど?」
雪子「私も双子の姉妹がいたけどお母さんのところにいるって。」
弓子「…」
雪子「…」
弓子「何だか悲しくなっちゃたねごめんね。」
雪子「いいよ。共感できる子がいないから。弓子ちゃんがいて助かったよ」
弓子「もう夕焼け空だね早く帰んなきゃ。」
雪子「さようなら〜」
【こうして弓子との仲が深まっていくのでした。】
つづく