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#リゼロ
すず
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第92話、読み終わりました…! 龐煖、本当に強かったですね。あの「見えている」の一言がもう、全てを物語ってる感じがしました。媧燐も最後まで諦めなかったし、試合後の「また戦おう」って握手、すごく良かったです。 武を極める道に終わりはない——この言葉、胸に刺さりました。 次はなおきり(虹)の出番ですね…!楽しみにしてます🌙
第92話『武神の勝利』
中華連合武闘場。
本戦一回戦・第四試合。
龐煖
VS
媧燐
媧燐は場外線ぎりぎりで体勢を立て直した。
あと一歩で敗北。
観客席から安堵の声が漏れる。
媧燐は深く息を吐いた。
「危なかったねぇ。」
龐煖は無言のまま構えを崩さない。
その姿は、まるで巨大な山のようだった。
媧燐は笑みを浮かべる。
「だったら……。」
「こっちも最後の勝負だ!」
一気に駆け出す。
右へ。
左へ。
素早く動きながら龐煖を翻弄する。
しかし。
龐煖の視線は、一瞬たりとも媧燐を見失わない。
「見えている。」
短い一言。
媧燐が懐へ飛び込む。
「これで――!」
だが。
龐煖は一歩だけ前へ出た。
距離を潰す。
媧燐の攻撃が十分な威力を出せない。
その瞬間。
龐煖は肩から体当たりを放つ。
ドォン!!
媧燐の体が大きく浮いた。
「しまっ……!」
そのまま勢いは止まらない。
ドサッ!
媧燐は場外へ転がった。
実況が旗を振る。
「場外!」
「勝者――」
「龐煖!!」
闘技場が歓声に包まれる。
龐煖は静かに一礼した。
媧燐は起き上がり、苦笑する。
「参った。」
「今日はあんたの方が一枚上だったよ。」
龐煖は短く答える。
「武を極める道に終わりはない。」
媧燐は笑いながら手を差し出す。
「また戦おう。」
龐煖もその手を握る。
「望むところだ。」
観客席では、なおきりが感嘆の声を漏らした。
「すごい試合だった……。」
じゃぱぱも大きく頷く。
「どっちが勝ってもおかしくなかったな。」
シヴァも拍手を送る。
「これが中華の大将軍同士の戦いか。」
李丙が立ち上がる。
「第四試合終了!」
「勝者、龐煖!」
「続いて本戦一回戦・第五試合!」
呉鳳明。
VS
なおきり(虹)。
知略に優れた魏の将軍と、虹の剣士。
新たな激戦の幕が上がる。