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〔 五条side 〕
海くんにあんなこと言われちゃったなぁ。
そんだけ花奈のこと好きだったんだろうな、
僕は罪な男だと思うよ、
10年をも片思いしてた幼馴染を差し置いて、好きでもなかった人と強引に許嫁になって
海くんには悪いことしたな。
でも、
『 なんだこのモヤモヤ。』
いつの間にか霞がかかった変な状態が消えてる。
はは、(笑)
” 呪い ” ってこういうこと なんだな。
海 「 気…….抜かないでくださいね 」
抜きたくても、抜けないよ。(笑)
〔 ◨◨ side 〕
花奈 「 遅いなぁ 」
海と会って、結構時間経ったから帰ってると思ってたけど、
彼奴まだいなかったし。
暇だなぁ、
海 「 俺、お前のことが好きだ。 」
海の言葉が頭から離れない。
あんな真剣な海は初めてみたなぁ、
長年ずっと居たけど、あんな顔するんだ。
私、海のこと知らなさすぎだ、
いつも隣で助けてくれたのに。
花奈 「 申し訳ないな、 」
五条 「 なにが? 」
窓の近くに座っていると、急に後ろから声をかけられる。
普通に入ってこいよ。お前に普通はないんか??
花奈 「 なんもないよ、早く風呂入ってこい 」
五条 「 もっと驚かしたことに反応持ってよ。 」